目黒

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5月29日に目黒周辺を散歩してきました。

「東京の散歩道」という番組で紹介されていたルートを番組とは逆方向で歩いてみました。 という事で、出発は東横線の学芸大学駅から。

商店街を抜け、ちょっと狭いバス通りを抜けると目黒通りへ。 目黒通りを渡り適当なところから東へ進路を変えて、ここいらでやっと測位したPocketPCナビで自位置を確認。 最初の目的地「林試の森公園」へ向かいます。

林試の森公園は公園らしくない公園で、木々が生い茂りちょっとした隙間に遊具がある様なところで、お散歩には最適な公園でした。 公園を横断して昼時になったので、不動前駅へ向かい昼食を取る事に... が、ちょっと方向を間違えて目黒線の上に。 連続立体化で地下になった部分は遊歩道になり、上等なお散歩道になっていました。

目黒線の電車を眺めながら昼食をとって、次の目的地へ。

向かった先は「安養院/北インド・チベット美術館」。 本日の にょ~ぼ の目的地です。 知らないと入れない様な軒先下を抜けて本堂下の美術館へ... 閉まってる... お寺の人に言って開けてもらい、貸し切り状態で見学。

ここの見所は にょ~ぼの目的でもある「砂曼荼羅」。

通常は壊してしまうのですが、ここでは特別な許可をもらって保存しているそうで、実物完成形の砂曼荼羅を見られる貴重な場所です。 で、砂曼荼羅。 思ったより大きく、そして繊細。 彩色と凹凸で表現されており、砂も数種の大きさを使っている様です。 全く見飽きない、何時までも見ていたくなるようなものでした。

砂曼荼羅に感心したあとは、目黒不動尊へ。 ここの境内にある水かけ不動明王のところは湧水が滝の様に流れています。 裏にある大日如来像は、林の中にあり、一般的には屋内に置かれていると思いますが、緑に囲まれた如来像というのもちょっと新鮮な気がしました。

お次は目黒寄生虫館。 もう、見ているだけでなんか体がムズムズしてきます。 食べ物には気を付けたくなること請け合い。 結構女性の人が多く来館していました。

微妙な雨降りのなか、次の目的地は杉野記念館。 杉野芳子遺作展を見学。 1980年くらいの作品展示でしたが、30年前という「古さ」を感じないものばかりでした。 続いて杉野学園衣装博物館を見学。 1900年頃に作られたウォルト・イブニングドレスの復元という展示でした。 こういう復元ものは例え服装に興味が無くてもその手法等が面白く見る事が出来ます。

参考にした番組では、ここからダイレクトに雅叙園に入っていましたが現在は杉野学園の校舎工事で閉鎖されており、雅叙園側から確認したところでは「避難路」とされていて通常は通ってはいけない様でした。

ここまで結構歩いたので、雅叙園で休憩。 この日も多くの結婚式、披露宴が行われていました。 普段着のおじさん/おばさんはちょっと浮いた存在でした...