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KENWOOD HD10GB7

ポチっとな
Rio亡き後、買い換え対象が見つからず「壊れたら困るな〜」と思いながら使い続けた Carbon ですが、そろそろ飽きてきたのも事実。 でも買い換え対象が無い...
時代に流されてiPodでも良いんですけど、あのiTuneがどうも馴染めないのと、 家庭内サーバに置いてあるmp3をライブラリ化してくれないのがどうにも馴染めない。

KENWOODのは「音質が良い」との評判で欲しくはあったんですけど、大きさがどれも ちょっと大きくイマイチ。 小さいのも出ましたが容量的に不満。 イマイチだな... と思っていたところに新製品。 おぉ、小さそう。

早速、実物を見にヨドバシへ。 小さいじゃん。 これならOK。 白と黒がありましたが、 悩みに悩んで黒を選択... 白に比べて1週間入荷が遅いらしい... 流石だ。
ネットヨドバシでポチっとして到着するのを待っていました。 入荷予定日はコロコロ 変わりましたが、結局当初の予定日に出荷、数日後に手元に届きました。

Carbon と比べて

Carbon 62.0(W)×83.0(H)×15.5(D)mm 88g
HD10GB7 44.0(W)×62.0(H)×17.0(D)mm 78g

Carbonは変わった形をしていますので、上記のサイズよりは体積は小さいですが、 GB7は、それを差し引いても小さいです。 ポケットにも違和感なく入れられます。

長方形なので、手に引っかかるところが無く、表面もツルツルなので、 なにかしらのストラップを付けておかないと落とす可能性大です。
僕は画像の様に、携帯のストラップを付けています。

お気に入りのvajaからケースが出ないかな... 無理だろうな...

Carbon と比べて良くなったところ
  • 音質、良いです。 Carbonで聞いたmp3と同じファイルとは思えないほど。 音の広がり、高音の綺麗さ抜けの良さが全く違う。 Carbonの時はmp3だからこんなもんかと思っていたけど、そうでは無かったらしい。
  • パワーオン プレイ。 便利です。 でも、GB7の場合はこれ必需かも。(後述)
良くなったかどうかは微妙なんですが、使用するヘッドフォンの違いが明確になりました。

Carbon と比べて悪くなったところ
  • 起動が遅い。 パワーオン プレイが無かったら、救えないくらい遅い。 起動画面後に別の起動画面が出るのがなんとも...
  • 操作系が独特。 取説を見ても判らない操作がある。 慣れれば... だけどね。
  • Carbonも、曲を追加した後の再構成に時間がかかる機種でしたが、これはもっと長い。 エクスプローラからD&Dでコピー出来る手軽さの反面、mp3タグとかは再構成時に全て 機器内で解析しないといけないので、仕方がない面もあるけど。
  • キークリックのペコペコ音がうるさい。 安っぽい感じもある。
  • 希に高周波系(ピーとかキューとかいう感じ)のノイズが出る。 でも使っているといつの間にか消える。 再現性が無い。
  • 無音時のノイズレベルがちょっと高めかも。 まぁ、曲再生時には聞こえなくなるから良いけど。
  • キー押しの反応が悪い。 特に曲のスキップ。 ちょっとイラつく。
  • サンプリング周波数が44.1kHzしか対応してない。 一般的なCD音源では問題無いんですけど、StarDigioが48kHzサンプリングなので 再生出来ない... ダウンサンプリングの手間が増えました。
  • 曲間がちょっと開きすぎ。 Carbonもギャップレスまでいかないものの許せる範囲内で繋いでいたのに比べ、 明らかに2テンポくらい開いて次の曲が始まります。 もう少し頑張って欲しいな。
あと、悪いわけでは無いんですけど、再生中、upキーで現在の曲の先頭、downキーで 次の曲になるんですけど、自分の感覚的には逆(upキーで次の曲)だと感じます。

結構、気に入っているんだけど、Carbonから悪くなった面が多いなぁ...

Windows Media Player で管理してみた(01/Apr/2007)
最初は普通にマスストレージでコピーして使っていたんですけど、 Windows Media Player(以下WMP)で管理すると、表示にアルバムジャケットを 出せるらしいのと、転送後の再構成が早いらしいのでWMPで管理してみる事にしました。

WMPに、ローカル ネットワーク上にあるmp3ファイルを指定してライブラリを構築。 アルバムジャケットは、Amazon、HMV、アーティストの公式ページとかから 頂戴いたしました。 結構古いアルバムでもジャケット画像があったりするかと思えば 結構最近なはずなのに無かったりとかありましたがほとんどのジャケット画像が 入手出来ました(とは言え、ほとんどこれで一日がかりの作業だった)。

WMPからサクッと転送してみると、確かに再構成は早い。 ジャケット画像も出て 何となく良い。 でも、聞いている時は消えているから、かなり自己満足に 近いんだけどね...
WMPもそれ程使いっ手が悪いとも感じなかったので、暫くはWMP経由で転送する事に しました。

実はストレージでコピー専用のアプリケーションとかも作ってはいたんですけど、 出来る前にいきなり用無しになってしまいました...

修理に出してみた(01/Apr/2007)
希に出る高周波系のノイズがやっぱり気になるので、修理に出す事にしました。

予め転送しておいた曲をWMPで一気に消します... フォルダ消去の途中で固まって しまったんですけど... 電源オフ/オン... Media Kegの表示で固まって 起動しません...

という事で、トドメを刺しての修理依頼となってしまいました...
修理は2週間ほどで終わり、戻ってくる直前にあった無償修理(発売して間もないから どう考えても無償だわな... )も一緒にされていました(その旨の紙が入っていた)。
いきなり逝ってしまったHDDは新品交換になったらしく、消したはずのおまけ曲入りで 戻ってきました。

曲をWMPで転送して聞いてみる。 指摘した高周波系ノイズは取りあえず出てませんが、 最近は冬にしては妙に暖かい日が続いたので、それでかもしれずまだ良く判りません (高周波系ノイズは寒いと出やすかった)。

音質は変わった様な変わっていない様な... 高音域の鳴りが大人しくなった様な 気もするんですけど、気のせいかもなぁ...

ケースを買ってみた(01/Apr/2007)
修理に出す前までは、本体そのままで使っていたんですけど、カバンにそのまま 放り込むのはちょっと気が引けます。
何か良いケースはないかなぁ... と見ていたところ SOUGAというところから 専用ケースが発売されたとの事なので、ちょっと高めでしたが購入してみました。

詳細はSOUGAのページにもありますが、実物を触った感想など。

革はちょっと堅め。 もうちょっと柔らかい方が良いかな... とも思ったり、 柔らかいとキチッと保護出来なくなるのでこれくらいが妥当なのかな... という 感じ。
ケース裏にもフックがあって、使用時はそちらに付けるとコンパクトに なるんですけど、皮が固くて、そこまで丸めるのがちょっと辛いです。
皮が馴染んでくると違ってくるかもしれません。

ヘッドフォンを引っかけて収納出来る様になっていますが、ご愛用のE4Cでは、 ケーブルの途中にコブみたいなところがあるのと、ケーブル自体もちょっと「ごつい」 ので、巻き難く、巻いた後もちょっと不格好になってしまいます。 決して使えない訳では無いんですけど、こんな感じ。

 

操作部に一枚柔らかい革を張ってあるんですが、その革のおかげでボタンの位置が 手触りで判りやすくなったので、ポケットに入れたままの手探り操作が 本体だけの時よりもしやすくなりました。 操作性もほとんど変わらないと思います。

本体自体はピタッと入ります。 ヘッドフォンを付けていれば、 ケースから飛び出してしまう事も無いですし、ヘッドフォン無しでも、そうそう 飛び出す様な事は無いと思われます。

使い込んでいったら革が馴染み、良い感じに柔らかくなってきました。

御引退の巻(26/Nov/2011)

一時、使わない時期があったんですが、久しぶりに使ってみるか〜って、 電源入れたら... なんか、妙に表示が赤いんですけど...

その他は普通に使えるので表示が妙に赤いだけなんですけど、それなりの年数 使ってきたし、買い換え時かなと思い、引退して頂く事にしました。

 
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