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Headphone

※ 型番の後ろに * があるのは、既に手元に無いヘッドフォンです。

SONY MDR-ED238*
通勤途中、音楽を聴く事もあります。

当然、ヘッドフォンで聞く訳なんですが、このヘッドフォンがとっても 不満です。 なにがって、ちゃんと耳に入らないか、すぐ落ちたり、 耳が痛くなったりするものばっかり。 楽しく音楽を聴く気分を思いっきり害します。

そんな事を話していたら、会社の同期のヤツがこんなヘッドフォンを 教えてくれました。

SONY MDR-ED238 です。 音的にはちょっと好きじゃないんですけど、付け心地感は良い感じです。

商品的には重低音を売りにしていますが、 それよりも(確かに「感」は上がりますけど)耳のフィット感の方が 売りになると思います。

ヘッドフォンからニョキッと出た部分を耳に はめる(沿わせる)んですが、 この部分はかなり柔らかい素材で出来ているので、耳を痛める事無く フィットします。

これに変えてから、耳から外れる事もなく、耳が痛くなることも ほぼ無くなりました。

(以下、加筆)
会社でヘッドフォンを使う事があるので、このヘッドフォンを使おうと 思ったら、何故か見つかりません。 という事で新規で購入してみました。

使ってみると、明らかに音質が違います。

以前の印象だと、低音に癖があったと記憶しているのですが、 新規に購入したのは、変な癖は感じません。 許せる範囲内の音質になった感じです。
型番とかは変わってませんが、密かに変更を加えたのかもしれません。


SONY MDR-G72*
ちょっと毛色を変えてみました。

SONY MDR-G72 です。

折り畳みが出来るモデルを買ってみました。

聞いてみた感じは、音質的にはかなり良い感じです。 が、 僕の場合、残念ながら常用出来ないんです。

何故かというと、僕はメガネをかけているのでメガネを2つ かけている様になってしまい、ちょっと耳上(!?)がうざったく (時には痛い)感じてしまうのです。

あと、首の後ろをフレームが回っているんですけど、冬のコートが この部分に当たってしまい、首が痛くなるんです。 音質的には結構良い感じなのに残念無念。

初めて付けて外出した時にはちょっと恥ずかしかったんですけど、 これは慣れちゃうと思います。


SONY MDR-EX70SL*
会社の同期からのたれこみ(!?)で、購入しました。

SONY MDR-EX70SLです。 50周年モデルなんだそうで、 これまでのヘッドフォンとはちょっと形が違って小さいです。

これまた耳の中に差込(カナル)タイプなんですけど、 上で紹介した SONY MDR-ED238 よりも耳フィット感(!?)は高くなっています。

密閉感も大したもので、海外出張時の飛行機の中では簡易耳栓としても 使えるくらいでした。

音的には、MDR-ED288 よりも自然な感じで、僕はこっちの方が好みです。

欠点らしい欠点は無いんですが、先に書いたように密閉感が強いので、 歩くと音楽よりも鼓膜が押される(歩いている時の振動が伝わる?) 音の方がちょっと気になります。

そして、黒モデルと白モデルがあって、僕は黒モデルを買ったのですが、 そんなに不潔にしているわけでもないのに、耳垢が耳パットに付くのが 目立つのも気になります。

白モデルは白モデルで薄汚れてくるのが早いと会社の同期のヤツは 言っておりますので、黒モデルで、耳パッドのところだけ 白に交換するのがベストなのかもしれません。

ヘッドフォンの下にあるのはケースで、絡まり難くするための モノらしいのですがたしかにカバンの中で絡み難くなるんですけど、 それ以上に、ケースに入れておかないとカバン内のゴミが結構付着します。

(以下、加筆)

会社で知り合いの人に言われました。 この人も同じヘッドフォン(黒モデル)を使っています。

「ヘッドフォンのケーブル、堅くて折り曲げると被覆が割れない?」

気が付きませんでしたが、確かに折り曲げてみると堅く、被覆が 白くなって割れそうな感じです。
その人は割れて(実物も見せてもらった)、サービスに出したところ、 新品になって戻ってきて、それは、柔らかいケーブルになっているそうです。

という事は、今売られているのは柔らかいのになっているのか?
(職場の人が買いました。 柔らかくなってます。 ちょっと線が太くなったかも)

会社の同期のヤツの黒モデルも、やはり割れたそうで、黒モデルの初期型(!?)を 買った人は、注意して使うか、壊すなら(!?)1年以内に壊して新品交換してもらった方が 良いようです。

(以下、加筆の加筆)

僕のも被覆が割れました。 しかも、1年の保証期間を過ぎてやんの。
2代目は白色を買いましたが、白は、やっぱり薄汚れますね。


SONY MDR-EX71SL* (09/Dec/2003)
EX70SL の白は、やっぱり、うす汚れてみっともない感じなので、 ちょうど発売された EX71SL を買ってみました。

本体が少し小さくなったのは良いとして、光り物が多くなって悪趣味に なったのが頂けません。
音質的には僕の耳では EX70SL と比べて... 比べないと良く判らないかも... な感じです。
元々、EX70SL でも音質的にはそれ程悪いとは思っていなかったので、 不満ではないんですが、EX70SL で気になっていた歩いている時の風切り音が 改善されていないのが、とても残念です。 対策出来ないのかなぁ...

取りあえず、下記の EM7 と気分によって使い分けています。


audio-technica ATH-EM7* (09/Dec/2003)
EX71SL は、満足できる一品ではあるんですが、密閉度が高いがために 歩いている時の音やケーブルがこすれる音が耳に響いたりするのが 欠点としてあります。

なら、インナーイヤーを... という話になるんですけど、上で書いた通り 僕の耳はどうもインナーイヤーには合わない規格外の耳らしく、 たいていのモノは、簡単に耳から落ちてしまうか、直ぐに耳が痛くなって しまいます。

そこで、耳掛け式のヘッドフォンを買ってみる事にしました。
ヨドバシのヘッドフォン売り場で品定めしていると、妙にカッコ良い一品が。 それが ATH-EM7 でした。

シルバーとガンメタがありますが、迷う事無くガンメタを選択。 カッコ良いですねぇ〜 値段もそれなりにしましたが。

惚れたのはカッコばかりではなくて、耳に引っ掛ける機構も 良かったからです。 他社のモノと違って引っ掛ける部分がかぱっと開くので、 不器用な僕でも比較的簡単に耳に掛ける事が出来ます。
装着方法は、耳にかける部分を広げておいて引っかける部分を耳裏に合わせて、 本体部を耳に当てる様にすると、「カチン」という音がして 固定されます。

僕はメガネ野郎なので、MDR-G72 と同じく耳にメガネと2つ掛ける事に なってしまうのですが、こちらの方は、うざったい事はうざったいんですが、 まぁ、なんとか許せる感じの着け心地だと思います。

肝心の音ですが、購入当初は高音がキツく、低音が無い感じでした。 高音は、しばらく使っていると和らいで(耳が慣れて?)きたんですが、 低音の不足は、そのままの様なので(オープンエアなのでしょうがない ところもある)、再生機器側でバスブーストしてあげないといけないで しょう。

低音無しではありますが、僕の音の好みからすると、EX71SL よりは 良い感じです。

EM7 は、付属品として妙に立派なケースが付いてきます。

ハウジングが金属なので無造作に鞄とか入れてしまうと、ハウジング同士が ぶつかって傷つくと共に、他のモノに対しても傷ついてしまうので、 それを防ぐには... と考えると、こんなに立派なケースになってしまう のかもしれません。 もう少し大きいと(厚みがあると)、常用している Nitrus も一緒に 入って非常に便利なんですけど、入らない事はないんですが、 ぎゅうぎゅうでちょっと怖い感じ。
ケース自体がスエット地で出来て延びるので、形がちょっと いびつになって収納出来ています。

EX71SL とかに比べると、周りの音が容赦なく入るので音量を上げて 聞きたいところなんですが、音漏れもし易いので、それも気になって 電車内とかでは、あまり快適ではない感じです。

電車内 EX71SL で歩いている時 EM7 が良いんですけどねぇ。 取り換えるのも面倒だしなぁ...


SONY MDR-EX81SL* (21/Mar/2005)
発売当初から気にはなっていたんですが、「耳かけ型」は、メガネ族の 僕にとって苦手モノなので「ダメかなぁ」と買うのを止めていたんですが、 こいつの 一言で、何となく購入していしまいました。ぉぃ

外見からすっかり「耳かけ型」だと思っていたんですけど、実際使って みると、実はれっきとした「カナル型」であることが判ります。
耳かけの様に見える部分は、僕の耳のはるか上空(!?)にいます。 そう、耳かけ部分は耳にほとんど当たりません。 そういえば、 購入したヨドバシでも「耳かけ」のコーナーではなくて、 「インナーイヤー」の売り場にありました。
という事で、メガネ族でも比較的安心して使う事が出来ます。

「カナル型」なので、装着感は EX71SL とかとほぼ同じです。 しかし、装着する手間は EX71SL よりも耳かけ部分があるので手間と コツが要ります。 しかし、手間がかかる分、良い事もあります。 それは、

「取れ難い」

耳かけ部分にコードが通っているためにコードがダイレクトに 耳の下の方へ流れないためにコードを引っかけてしまう事が減り、 だいぶ抜け難くなっています。

この抜け難くなった事は功罪半ばで、買い物とかをする時に片一方の方だけ 取る事が多いのですが、このヘッドフォンは、取れ難いのが仇になって ちょっと外し難くなってしまっています。

EX71SL に比べて、歩いている時の風切り音もかなり低減されている様に 感じます。 コードが服とかにこすれた時の音がダイレクトに耳に伝わるのが「カナル型」 の欠点ですが、耳かけ部分を使ったコードの取り回しのおかげで、 だいぶ低減されている様な気がします。

EXシリーズなので、当然(!?)、ケースも付属しますが、 ユニットの形が大きいのと納め方がいまいち判り難いのもあって、 ケースに納めるのは、EX71SLよりは時間がかかります。

音質は、今までの中では一番お気に入りかも。EX70SL/71SL よりも僕は 良いと思います。 今まで音質的には好きだった ATH-EM7 と比べてもカナル型である分、 音量が上げられるのと低音の出方が良い感じです。

当分の間はこのヘッドホンを使っていく事になりそうです。

audio-technica ATH-CK7(21/Jun/2006)
長らくEX81SLを使っていたんですけど、ヘッドフォンユニットと コードの付け根の部分がもろくなって断線しそうな感じに なってきたので、新しく購入する事にしました。

使っていたEX81SLの後継と言えるEX90SLが発売されており (知らなかった... )、これにしようかとも思ったんですけど、 人気らしくどこの店にも在庫は無く予約受け付けます状態。 予約をしてまで買うのもなんだなぁ... と思っていたら、同じような 価格帯で、このヘッドフォンを店頭で見つけたので購入してみました。

ユニット部分がチタン製である事を除けば、形としてはごく普通の カナル型ヘッドフォンです、が、取説に載っているヘッドフォンの 装着方法の一例はちょっと変わった方法をとっています。

こんな感じ なんですけど、ものは試しとこの方法に従ってみる事に。
見た目はちょっと変ですけど、コードが体に触れる際に出る ゴソゴソ音が出難くなるので、それなりに良い方法なのかもしれません。
ただし、コードが首の後ろから出るようになりますので、 首を振る際にコードが引っかかる事が多いです。

肝心の音に関しては、EX81SLに比べて低音の出方が良いみたいで、 常用しているRIO Carbonでは、EX81SLではバスブーストして 聞いていたのが、このヘッドフォンでは、フラットで十分な低音が 出ています。

SONYのヘッドフォンが収納に工夫をしているのに対してこっちは 単なる収納袋が付属しているだけで収納に関してはあまり 良くありません。

全体的には気に入ったので、「EX90SLは入手し難いから これを常用しよう」とか思っていた矢先...


SONY MDR-EX90SL(21/Jun/2006)
出かけついでに立ち寄った宇都宮のヨドバシで在庫を発見!
CK7を購入したばかりであるにもかかわらず購入して しまいました。

形は、従来のカナルシリーズに比べて随分変わっていますが、 耳への装着感はかなり良いです。 ピタッと耳に はまります。

EX81SLまで顕著にあった、歩いている時の甲高い風切り音も 今回のは結構良いレベルまで押さえ込まれています。 風切り音がしないわけではないんですけど、低めの音で音量的にも 許せる範囲内だと思います。

歩いている時のボコボコ音も少なくなり「カナルにしては優秀だなぁ... 」と 思っていたところ、にょ〜ぼ が一言。

「それ、結構音漏れするね。」

なに! 良く調べるにこの91SLはカナル形のイヤーピースを 使ってはいるもののユニット部分がオープンエアになっているみたいです。
通りで電車内の音も良く聞こえた訳だ...
というわけで、カナル形の密閉感、音漏れ感を期待するとかなり 裏切られると思います。

肝心の音に関しては、もうRIO Carbon+MP3 192kbps+僕の耳では、 EX81SL に比べて圧倒的な違い(良さ)は感じていません。
では、ATH-CK7と比べてどうかという話では、かなり微妙。 どっちも良い感じ。 どちらかが最強!という感じではありません。
ただし、装着感はEX90SLの方が圧倒的に良いです。

しばらくは、気分で使い分ける事になりそう。

ヘッドフォン収納に色々アイディアを出しているSONYですが、 今回はかなり立派。 本皮ケース+収納フォルダーとなっていて、かなりでかいです。
確かにこれであれば、ケーブルが絡まる事も無くて良いんですけど ちょっと大げさな感が否めません。

SHURE E4CN-J* (09/Jan/2007)
別項にあるようにHD10GB7の音の良さにホレボレしているんですが、そうなると当然、
「もっと良いヘッドフォンだと、もっと... 」
といういけない思考パターンに陥ります。

「まぁ、どうせ判んないだろう。」と自分を納得させていたんですけど、 やっぱり、気になる... 気になる... 気になるのなら買ってしまおう...

某掲示板ではER-4S/Pがお勧めらしいのですが、実物を見ると、どうにもその形が 好きになれません。 ヘッドフォンを装着してしまえば自分からは見えないとはいえ、 やっぱり所有する気になれません。 で、以前からブランドだけは良く存じ上げていた SHUREのを購入する事にしました。

意識して1万円を超えるヘッドフォンは買わない様にしていたんですが、 とうとう大台を超えるヘッドフォンを買ってしまいました... しかも、当社比3倍。 してその結果は...

「3倍は無いかも... 良くて1.5〜2倍くらいかなぁ... 」

弱い... やっぱり、僕の耳ではそこまでの価値は判らない様で...

さて、気を取り直してE4C本体ですがケーブルはアメリカモノだけあって、 日本モノの様な繊細さは微塵も無く、しっかり ごっつい。
しかし、不思議なことに装着した時のゴソゴソ音はかなり少ないです。 ごっついが為にケーブルが揺さぶれないのかもしれません。 装着は先のATH-CK7と同じく耳上からかける方法で使っています。 ただ、ケーブルがゴツいのでケーブルは後ろ回しではなく前に出しています。 それでも邪魔な感じはしません。

装着自体は、先に購入している国産モノよりは「しっかり耳の奥まで」押し込まないと 低音感がまるで出ません。 その代わり外の音はだいぶしっかり押さえられます。
電車とかは車内のアナウンスも聞こえない事が多いので降り駅をしっかり「目」で チェックする必要があります。

イヤーチップは何種類か入っています。 色々試してはみましたが、 標準で付いている「ウルトラソフトフレックススリーブ」が一番装着感が良いと 思いました。

付属品と言えばこのE4Cは、過剰とも思えるくらい付属しており、 日本のメーカーなら普通にオプション販売になるステレオプラグ変換アダプタとか ボリューム付きになるレベルアッテネータなんかも付いています。

ケースは、SONYの様に本体を収納する様な部分も無く、ごく普通のケース。 ただ、ケーブルがごついので、変に細工をすると入らなくなったり、 一回り大きくなったりしそうなので、これはこれで良いのかも。 ケース自体は、それなりの質感でなかなか良い感じです。

音は、先に書いてしまった通り、先の国産製の3倍良いかと言われるとその差は 僕には判りませんでしたが、先のどのヘッドフォンよりもフラットな感じで 「高音がきついなぁ」とか「低音が出ないなぁ」とかいう印象は まるでありません。 また、音量を上げてもHD10GB7との相乗効果なのか、 音がうるさくなったり割れる様な事もありません。
ですので、以前よりも聞く音量が上がりました。

SONY MDR-EX700SL(16/Aug/2009)
物欲に負けてしまいました... じっくり聞いてから、ここに書こう... と 思っていたら すっかり忘れてしまいました。 購入は2008年の3月です。

SONYカナル型の集大成とも言えるこのヘッドフォン。 いつもの通り 凝ったケースに収められていて、しかも今回はイヤーチップが直径の大きさ だけではなくて高さまで選択出来る様になってイヤーチップだけで 全7種類。 自分に合うフィット感を探し当てるのにも時間がかかります。

先のじっくり聞いてから... になるんですが、当初はどうにも高音域が耳に ついてイマイチ感があり「少し聞き続けていれば変わるかも... 」と思ったので それまで待つか... と思い続けて忘れるというパターンにハマった結果です。

結論からいうと当初はその高音が耳に付くのが解消せず「ダメか... 」と 一旦は諦めて死蔵品化していたんですが、最近になってもう一回聞き直すと なんと、その耳つき感が無くなり良い感じで聞ける様に... もしかすると 自分の耳が老化しているのかもしれませんが...
もし、ホントにこれだけの時間がかかるヘッドフォンなら... 大器晩成型?

それまでは「やぱりE4だな」と思っていたんですが、現状の感じだと気に入り度は E4と同等なレベルです。 どちらかの優劣は付け難く一般的な言い方ですが、

音楽を聴くE4か音質を聞くEX700SLか。

という感じです。 遮音性に関してはE4の方が圧倒的に良く、EX700SLはEX90SLと 同じく 「遮音のカナルではなく耳フィットのためのカナル」という気がします。


ortofon e-Q7(25/Jul/2010)
SHURE E4CNのケーブルの被覆も裂けてきて(音質には影響は無い様だけど) ちょっとみすぼらしくなってきたので、代替を... 同じSHUREでは面白くないし... と色々探していると、ちょっと懐かしい社名が。 オルトフォン。
レコード カートリッジで有名な会社。 ヘッドフォンでこの社名を見るとは。 製品を見ていると、良さそうな感じ。 という事で、ちょっと冒険で購入。

E4CNと違ってケーブルも細く取り回しも良さそう... なんですが、細い割には ケーブル自体はしっかりしていて、曲がり難く、曲がり癖が付くと真っ直ぐに なり難い感じです。 ジャックもL型ではなくストレートで保護のプラスティック部も 結構硬いから、その部分から断線してしまいそうな雰囲気が。

イヤーチップが数種入っていましたが、やっぱりしっくり来るのがウレタンフォーム系 のチップでした。
換えのチップはComplyのT-400かTx-400のLサイズが同等品の様です。

音的には、使い始めにありがちな耳障りな音が一切無く違和感無く使い始められる感じ。 使い込んでも印象あまり変わらず。 良い感じでフラット。 E4CNも同じ様な傾向だったと思いましたので、バランスド・アーマチュア型に 共通した特徴なんですかね。
あと、音そのものではありませんけど、能率がちょっと低いかな... 気のせいかな... という感じ。

使い勝手上のイマイチ点は、左右のマークが目立たない「ポッチ」のみである事。 ケーブル出口部分の内側にポッチがあるのが左側。 見た目では、左右の区別が付き難いです。

SONY XBA-20(31/Dec/2012)
e-Q7が飽きてきたので...

それと、E4CN、e-Q7とBAなヘッドフォンを使ってきて、自分的にはBAの音が 好みっぽい感じなので、SONYから初BAが出た時も気にはなっていたんですが、 1〜4ユニットのフルラインナップでどれにしようかな... とか、まだ e-Q7 が 使えるしなぁとか思っていたら、SONY BAが2世代目になったので買ってみる事に しました。

で、1〜4ユニットのどれを選ぶかなんですが、ちょっとだけ色気を出して 2ユニットの XBA-20 にしてみました。

初っぱなから残念だったのが、SONYヘッドフォンの特徴だったネックチェーン型では 無く普通のY型になってしまった事。 ちょっと片方だけ(特に右だけ)外した時に ネックチェーンだとユニットが首に掛かっているので落っこちないのが良かったんですが、 残念なところ。 ケーブルが「溝付き きしめんタイプ」になりましたが、 確かに MDR-EX700SL よりは絡みにくいかも。

肝心の音ですが、e-Q7と聞き比べると、フラットだと書いた e-Q7 の中高音域の 艶やかさが判って来ます。 女性ボーカルに艶が出る感じです。 それに比べるとXBA-20は、その伸びがちょっと足りない感じ。 でも、低音は2ユニットの効果か、e-Q7よりも出ています。 NW-A867では、低音をブーストして聞いていたんですが、XBA-20ではそれが要らない位に 出ています。
あと、e-Q7のところで「ちょっと能率が低いかな」と書いたんですが、そのe-Q7よりも 能率が低い気がします。 まぁ、単にボリュームを上げれば良いだけの話なんですが。
e-Q7とXBA-20を比べると、XBA-20の方が万能型の様に感じますが、ツボに はまった時の e-Q7もちょっと捨てがたい... という感じです。

(追記)下のHZ-FXZ100を試聴した時に一緒にXBA-10とXBA-30も試聴してきました。
XBA-10は低音感が足りずちょっと寂しい感じ。 XBA-30はXBA-20よりもバランスが良くて 良い感じだったんですけど、値段差を考えるとXBA-20でも良いかなと感じました。
結局のところ、XBA-20の選択で良かった様です。

JVC HA-FXZ100(06/May/2013)
にょ〜ぼが通勤のお供にしていたMDR-EX90SLが断線しました。 断線はLRが分岐するところで一番弱そうなところ。 試しに修理してみたら復活したんですけど、オリジナル程の引っ張り強度とかは 持たせられられません。
にょ〜ぼ からは「ないと困るから何でも良いから買ってきて。」と言われましたが、 買ってきたのが気に入らないのも困るので、取りあえず手持ちで貸せる
  • MDR-EX700SL
  • e-Q7
  • XBA-20
を試聴してもらうと、「e-Q7ならまぁ良い。」との事。 EX90SLの代わりに e-Q7を貸し出す事にしました。
(他の2つは気に入らないらしい。 好みは難しいですね。)

となると、もう一つ欲しくなります。ぉぃ

XBA-20があるので、ちょっと毛色の違った面白いのは無いかなと探したところ、 機構的に面白そうなHA-FXZ100が目に止まりました。 ただ、JVCのヘッドフォンって買った事が無いので、音の感じが自分に合うか判りません。
(今まで無作為に買ってきた経験からすると、メーカ毎に音色が合う合わないがある様な感じがします。)
確認をしに自分のWALKMANを持ってヨドバシへ。
実際に聞いてみると音色的な違和感はありませんでした。 これは買えるかも。 FXZ100には上位機種のFXZ200もありますが、試聴してみるにFXZ200は高音域が綺麗で 落ち着いた印象で、ちょっと物足りない感じがしました。 FXZ100の方がシャープで明るい感じ。 自分にはFXZ100の方が合ってそうなのでFXZ100を購入。

実物を見ると判りますが、FXZ100はユニットが結構大きく、指定通りに耳に装着すると 耳からの飛び出し量が多く、それなりの存在感があります。 これを「SHURE掛け」をするとユニットが耳側に沿った様な感じになるので、 見た目の耳の収まりは良くなりますが、この掛け方では僕の耳には形が合わないらしく、 イヤーピースが斜めに入ってしまう様で低音感が低減します。 残念。
装着感自体は見た目を気にしなければ全く問題ありません。 コードの絡まりも 少なく、扱いやすいと思います。

音に関してですが、これの低音感が特徴的なので、これが好きになれるかなれないかだと 思います。 クセが強い分、病み付きになる音です。
特性的にはいわゆる「ドンシャリ系」だと思うんですけど、インナーイヤーとは思えない 力感のある低音はライブ感が良く出ていて、LIVE BEATと銘打っているだけの事は あります。 あまりに低音が個性的、力感がありすぎなので 中〜高音域が埋もれる様な感じを受ける事もあります。
音源に依っては中〜低域を強調した様なのもありますが、それと組み合わさると ちょっとやり過ぎ感も出てしまいます。 まぁ、しょうが無いですね。

僕は正直言うとやり過ぎな気もしているんですが、この「力感」がくせになってしまい、 最近はXBA-20よりもこっちを使っている事が多いです。

あと気がついた点は、ユニットが多数乗っている関係か他のイヤホンに比べて効率が 少々悪い様で、他のよりもボリュームで1〜2位上げないと同等にならない感じです。 また低音の力感を体感するためにも音量が上がるので、 この点からも音量ボリュームとしては上げ気味になってしまいます。

 
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