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SONY NW―ZX2

いけないモノに手を出すの巻
NW-A867のバッテリの持ちが悪くなってきたので、次のプレイヤー捜し。

素直にA867のバッテリ交換でも良いんですけど、ちょっと「ハイレゾ」なんていうのにも 惹かれたりします。そうなると後継機種としてはNW-A17とかになるんでしょうけど、A867に比べて 操作がタッチでは無くなるとか「後退している感」があってどうもイマイチ。

悩み続けているところに、もう一つ別な悩みが。 それは買い換えたBDレコーダに関する事で、 今までは録画番組をPS VITAにお出かけ転送して通勤途中で見ていました。 同じ事はBDレコーダを買い換えても 出来るんですが、接続ケーブルが背面のUSB端子では使えなくなってしまいました。 背面USB端子は増設HDD専用に。
従って前面のUSB端子でのみ使用可能なんですが、前面にある端子はご丁寧に 目隠し蓋の中にあるので、使用時は蓋を開けてケーブルを接続する事になって、 今まで様に接続スタンドに挿して終了というわけにはいかなくなります。 前面USB端子にケーブルを 挿しっぱなしにすれば従来通りになりますが、見栄え的に良くないのでやりたくありません。 ホコリも溜まるし。

買い換えたBDレコーダには、Android端末に対してはワイヤレスお出かけ転送が出来る様になりました。 となるとケーブルを接続しなくて済む分、Android端末の方が便利そうです。

という事でハイレゾ対応のAndroid端末を購入すれば、WalkmanとPS VITAの2台から1台に統合されて 良い感じになるんですけど、ハイレゾ対応Androidは色々ありますが、スマホは持っているので変更する気も無く、 複数回線も持ちたくないし、WiFiモデルは画面サイズが大きいものしかないので、携帯性が悪くなり コレも選択外...

さて... と思っていると、一つだけ当てはまる製品があることに気が付きます。 NW-ZX1です。 ただ発売がちょっと前になるのと高額なので、これもイマイチだなぁと悩んでいたら、ZX2が出るという 噂が出て来ました。 別段購入を急ぐわけでもないので詳細が判るまで待っていたら、 これがZX1よりも高額なことが判明。 ちょっと諦めかけていたんですけど、 その後に明らかになっていくスペックやレビューを見ると、かなり本気度の高い 久しぶりのSONYらしい製品っぽく、妙に気になります。

国内販売が開始されて、店頭で見れば買いたくなりますよねぇ...

ケースとか
ケースは付属していますが、録画番組を見るのが使用用途の一つなので、収納する様になっている 付属ケースはイマイチ使い勝手が良くありません。 用途的には手帳型のケースの方が合っているので 純正のケース CKL-NWZX2 も買いました。 純正ケースだけあって良く出来ていて本体ははめ込むだけ、 マグネットでカバーの部分もピタッと留ります。 操作に必要な側面キーも全て使えるし、 ストラップも使えるので、機能的には申し分無いケースです。 ただ、このケースも高価ですね...

液晶保護シートはケースを使うので良いかとも思いましたが、使ってみると画面タッチの指紋跡が 目立つので、前から使ってみたかったガラスのを追加購入しました。 ガラスのシートは初めて着けたんですけど、シートを本体に合わせて液晶面に置くと端からスッと 吸着していきます。 これ、かなり見ていて気持ちよく、これが1回しか見られないのが残念。 (1回目が微妙にずれたので張り直しをしたので2回見られましたが)
購入したシートのはray-outのですが、これは指紋跡が残り難くビデオを見る際にも気にならないのですが、 反射で背後とか自分の顔がかなり綺麗に映り込むので、見る時の画面角度に気を使います。

アプリ関係
この端末では「音楽を聴く」「録画を見る」以外の操作は全く考えてないので、それ以外の消せそうな アプリは全て削除しました。 Googleの同期もさせていません。

インストールしたのは、ワイヤレスお出かけ転送をするためのアプリ TV SideViewと ホームでWiFiのON/OFF等が出来ると便利なので、スマホでも使っているPower Togglesを入れています。 Power Togglesでは、 Screen Lock(Power On/Off)、Wi-Fi, BuletoothのON/OFF、バックライトの制御、 バッテリ容量(デフォルト アイコンは残容量のパーセントが出なくて判り難い)、画面回転の制御 を出来る様に設定しています。

ホームを整頓すると1画面で済むのですが、デフォルトの5画面から減らす事が出来ない様で、 ちょっとここが不満どころです。 ホームアプリを入れ換えれば不満解消なのかもしれませんが、 他の使用するアプリに影響が出るとそれも面倒なので、そのまま使っています。

音源
当然今まで聞いていたMP3も使えますが、A867では再生出来なかったflacがZX2では再生可能になりました。 従ってCD音源をそのまま聞く事が可能になります。 flacは自宅のオーディオで再生出来る様に少しずつ 所有しているCDからエンコードしていたので、それをZX2でも使う事にしました。 転送もMedia Goを使います。 アルバム毎に再生の指定するのは面倒なのでプレイリストを作って、プレイリスト転送しています。

あと折角の「ハイレゾ」なので、moraから幾つかハイレゾ音源をダウンロード。 しかし、このmoraは 使い難いですね。 1回ダウンロードが失敗した事があったんですが、アルバム買いした曲に関しては 失敗した1曲だけ再ダウンロードする事は出来ず、再度全てダウンロードする様です。 また、購入時には 複数タイトルの一括ダウンロードが出来るのですが、それ以降はその一括ダウンロードが出来ず、 1曲ずつのダウンロードしか出来ない様です。 かなり不便。

初期の音質的な感想
A867でも発売当初は「Walkman史上最高音質」と銘打っていただけあって、比較対象側のレベルも結構高いです。 しかも聞き比べる本人がヘボ耳ときています。 そんな劣悪条件下でZX2と比べると、明らかに違いを感じるのが低音の「質感」。 空気感/押し出し感が あるというか。 低音域が出ているFXZ100でも感じます。 それ以外のところに関しては、 聞き比べればZX2の方が勝っている様に感じますが、比べなければヘボ耳では差は感じ難いかなと。 ただ、まだ「100時間」には達してないので、徐々に変わっていくのかもしれませんが。

今のところノーマライザだけONにして、他は全てOFFで聞いています。 取りあえずは素の音を 楽しむ事にします。

あ、ハイレゾ音源も聞いてみましたが、今のところヘボ耳には「価値の判らない贅沢品」と称するのが 一番当てはまるかも...

録画再生
ワイヤレスお出かけ転送に関しては、端末側での操作になります。 と、ここで一つ問題があって 「どの番組を転送したのか判らない」。
従来の本体側であれば、転送した番組は転送可能回数が10→9になっているので一目で判ります。 しかしワイヤレスではその転送可能回数が表示されません。 現状では、なんとなくの記憶を辿って 転送をしています。 転送自体は有線での転送とあまり変わらない感じで、操作性に関しても あまり気になるところは無いです。

再生で問題なのが「倍速再生が無い」ということ。 PS VITAでは1.5倍速で見ていたのですが、 TV SideViewにはその様な機能は今のところありません。 Walkmanとして用意されている ビデオ再生では1.5倍速がある様ですが、Walkmanでは有線お出かけ転送になってしまうので、 便利さ半減というか、有線の転送が使い難いから買い換えたという目的が全く達せなくなります。

ZX2は重さが235g、PS VITAは219gという事で、実際に重くなりましたが、小さくなったことにより 若干持ち難さがあるためか録画を見るために持ち続けるとPS VITAよりも随分重く感じます。

あと、使っているTV SideViewは起動するとお勧め番組か番組表がデフォルトで表示される様に なっているのですが、通常使用時はWi-FiをOFFにしているので、これらの表示がされず、また 普段は使わないので、起動時のデフォルト設定を増やしてお出かけ録画が最初に表示出来る様に なって欲しいですねぇ。

 
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