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CANON PowerShot G1


80万画素が辛くなってきた
G1

僕所有のデジカメ2号機です。
A5 Zoom で撮影していて以前から気になっていた事がありました。 それは、
風景を撮すと、どうも遠くが「もやっ」とする。
です。
どういう事かというと、比較的近くの対象物を撮す場合には、80万画素でも、そんなに 粗が目立たないのですが、遠くの風景とかを撮すと腕前が下手なのはさておき、 画素数的につらく(荒く)思える時が多くなってきました。 特に、にょ〜ぼのデジカメと比べると、同じ所で同じ様に撮した場合でも遠くの対象物の くっきり度合いというのか、明確な感じが全然違い、それでなくても、山に登って遠くの 風景とかを撮すことが多いので、最近、妙に気になってきました。

気になると欲しくなるもんです。
  • 今買うんだったら、300万画素のが欲しい
  • 記録メディアはCFの方が良い(Jornada548と共有出来るから)
  • ズームは必須
という条件から探し、かたちとかで選ぶと G1 が残りました。 実は発売当初から、気には なっていたんですが、カメラの厚みがありすぎるのと、重さで二の足を踏んでいたのでした。

でも、高画質も欲しいし、コンパクトさも... というのはかなり欲張りすぎますので、 この際、コンパクトさには目をつぶって高画質を取る事にしました。


ファースト・インプレッションというか、ちょっと使ってみての感想を...
-- これだけでかくて重いのになぜかストラップが、片側だけ
個人的には、これだけ重くてカメラ然としていれば、C-2000Z の様に、カメラの 両側でつり下げるようなストラップで良いと思うんですが、片方でつり下げる方式で、 しかも、首から提げられるように太くて長いストラップが付属しています。
これが妙に格好悪い...

G1

手前にある灰色のが標準付属品です。
耐えられないので、カメラ屋でストラップを購入して無理矢理くっつけてます。

-- レンズキャップは、C-2000Z よりも使いやすい
でも、内側のフェルトが削れてきたら... ゆるゆるになってしまうから、 やっぱり交換なんだろうか...

-- 妙にリアルなシャッター音
リアルすぎて恥ずかしいので、オフにして使っています。

-- 持ちにくい?
WEB上の掲示板とかでそういう意見も見ますが... 確かにもう少し指のかかるところが 欲しいかも...

-- 起動時間が長い
これまたWEB上の掲示板とかでそういう意見もあるようですが、不幸にも A5Zoom に 慣らされているので、あまり気にならないですねぇ。(良いのか悪いのか... )

-- ファイルサイズ
300万画素だからしょうがないんですが、やはり 2048x1536 のスーパーファインで 撮影すると1ファイル1〜2メガバイトほどになるので、今までの様に取りあえず撮影する 様なスタンスで撮っていると、今使っている80Mのフラッシュではあっという間に 無くなります。
普段は 1024 x 786 辺りで撮影した方が良いみたいです。

散歩の時に撮ってみた感じでは、よりカメラっぽさを感じるデジカメだと思いました。

普通のカメラはほとんど使ったことは無いんですが、見よう見まねでマニュアルで 設定しての撮影とかは結構面白いですね。
設定を失敗したり、手ぶれが起きたりすると、それがそのまま素直に画像になります。 A5Zoom よりも失敗する確率は高いかもしれない...


セミハードケース(17/05/2001)
CANON からセミハードケースが発売されたとの情報を得て、早速購入。
外見はこんな感じ。



クラシカルな感じですが、それが、G1と妙に合います。 一応、牛皮製らしいです。
ストラップも両吊りになるので、収まりが良く好感が持てます。

G1は、こんな感じで収まります。

 

ケースとG1は、三脚用のネジで固定される様になっていて、このケースを使うと三脚は 使えなくなってしまいます。 固定ネジを金属製にしてネジにも三脚用ネジを切っておいて くれれば、問題なかったんですけどねぇ。
右の画像の様に、後ろの部分もホックで外れるようになっていて(両側共にホック)、 液晶モニターもケースを装着したまま使えるようになっています。 蓋側にある袋状のところには、リモコンが入れられる様になっていて、 マジックテープで入り口が閉じられるようになっていますので、右の画像のようにホックを 外して蓋側をフリーにしても、落ちるような心配はありません。

このケースに収めるために上で付けていたストラップは外してしまいました。

でも、山登りの時は、このケースではなくて、山登り用のウエストバッグに入れますので カメラ単体になってしまい、落としてしまいそうで怖い感じです。

何か、ストラップ... そういえば、純正の妙に長いストラップがあったなぁ... そうか、 切って使えば良いのかぁ! という事で、切ってみました。 だいたい半分くらいの 長さにしています。



結構良い感じです。 ケースのストラップ用穴にもなんとか通るので外す必要が無く、また、 付けたままでもそんなに邪魔な感じではありません。 結構良い思いつきでした。


使い込んでいくと(17/05/2001)
最近の設定は...
「妙にリアルなシャッター音」は、最小にして使っています。 写真を撮った 感触が擬似的に得られるので、慣れると良い感じになってきます。

画像サイズは、最大の 2048x1536 のスーパーファインで撮影しています。 やっぱり、 最高画質で残したいですからね。

最近、やっと、シャッタースピード優先とか、絞り優先の意味とその効果が判って きました(弱い)。

判ってくると結構面白いもので「次はこうやってみよう」とか色々考えて撮影する様に なってきています。
気楽に撮せる(カメラ任せしか出来ない)A5Zoom とは違って色々出来るし それが面白く感じるカメラです。 撮影するのが面白くなるカメラですね。

撮影時も、その時のシャッタースピード、絞り、露出の設定によって撮影されるであろう 画像の状態がモニター上に出てくるので結果を確認しやすく、撮影されるまでどうなるのか 判らない にょ〜ぼの C-2000Zoom と比べると、非常に撮影のし易いカメラだと思います。


オプションとか(06/10/2002)
G1 には、標準でテレコンバータとワイドコンバータがあります。

こういうオプションって欲しくなる時に生産中止になっている事が多いので 取りあえず買っておきました。
とは言うものの、標準品ではなく、HAKUBA のテレコンバータとワイドコンバータを 購入しました。 理由は、標準オプションがその当時でも入手し難かったのと、 HAKUBA の製品が比較的評判が良さそうだったからです。

購入したテレコンバータとワイドコンバータは、そのままでは G1 に付けられないので アダプタを介して 52mm径か 46mm径に変更して付けます。 ですから、付けた状態は、 前に妙に飛びだした感じになります。 こんな感じ。



購入したコンバータですが、実はあまり使ってません。
レンズ自体も大きいのでそれだけでも荷物になるのと、山歩きとかでもレンズは リュックの中に入れて歩くので、取りだし+装着も面倒になってしまい、結局 使わないか、持って行かなくなってしまします。

しかし、アダプタだけは、今は付けたままの状態で使用しています。

それは、WEB内のコンテンツにある様に、花の画像を撮る事が 多くなったからです。
というのも、花の画像はクローズアップして撮ったり、絞りを開いて花以外を ぼかしたりしたくなります。 そういう事を行いたくなると、オリジナルのままでは 近くに寄りきれなかったり、絞りを開けたために露出オーバーになってしまい 撮影出来ない事が起きる様になってきました。

そこで、以下の様なフィルター類を購入して、アダプタを介して付ける様に なりました。
  • 紫外線吸収用フィルタ
  • クローズアップ レンズ
  • 減光フィルター

紫外線カットフィルターは、インターネット上の情報で、これを付ける事によって 偽色が出難くなる事があるそうなので購入してみました。
購入したのは、Kenko L41 Super PRO WIDE です。 上記の効果が出難いような 場合でも、常用しても問題が無さそうなので、常時付けっぱなしにしています。

クローズアップレンズは、花にもっと近寄りたい時があったので購入しました。
感じが判らなかったので、HAKUBA の No2 と No3 を購入して、その時々で別々に 使用したり、合わせて使ったりしています。

NDフィルターは、絞りを開けて背景のぼかしとかをしたい場合に絞りを開けた事に よってシャッタースピードを上限いっぱいにしても、なお、露出オーバーに なってしまう事が多かったので、購入しました。
これも感じが判らなかったので HAKUBA の ND4 と ND8 を購入しましたが、 主に ND4 だけを使うとほとんどの場合適正な露出になるシャッタースピードに なる様です。

上記の3フィルターは全て 52mm で揃え、レンズキャップも 52mm 用のキャップを 買って使用しています。

フィルターによって、撮影するのは楽になったんですが、G1 の見た目が 妙に不格好になってしまうのと、気に入っていたセミハードケースが 使えなくなってしまうのがちょっと悲しいところです。


 
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