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Canon PowerShot G7


戻ってきた?
G1以降、DiMAGEシリーズばかりを使っていましたが、久しぶりに「いじれる」 デジカメを購入してみました。
6年ぶりのGシリーズです。 キヤノンのショールームで実物を確認して 良さそうだったので通販で予約買いしてみました。

G1と比べてみよう
G1は、妹のところに行って手元に無いので単純な比較は出来ませんが、 スペックで比較してみます。
G1 は、W119.7×H76.8×D63.8mm 420g 586.5cm3
G7 は、W106.4×H71.9×D42.5mm 320g 325.1cm3

と、見た目でも一回り以上小さくなっているのが判りますが、 体積的にもG1に比べて約55%位になっています。 相当小さくなっていますが、重量は それほど減っていないので、見た目よりもずっしり感があります。

G1から、バリアングル液晶が消えました。 個人的にはあまり使っていなかったし、 その分、大きな液晶が付けられるのでまぁ良し。 ズームは3倍から6倍+手ぶれ防止になり、絞り解放時のF値も若干悪くはなりましたが、 6倍ズームと相殺という感じです。

あと、レンズキャップではなく格納式のバリアになりました。 これは使う時に いちいち付け外ししなくて良いのでかなり良いです。

見た目は、かなりクラシカルな感じで標準のソフトケースもそれに準じています。



レンズの部分が出っ張ってますが、そこにレンズ部が入るわけではなくスポンジ状に なっていて、レンズバリアの保護になっています。 後ろはこんな感じ。



左手の裏が見えているところが表がレンズで出っ張っているところです。
背面は、ほとんどケースが覆っていないのでソフトケースを付けても背面の操作は 全て可能です。 ソフトケースを装着して出来ないのはUSBケーブルの接続と バッテリー、メモリカードへのアクセスになります。
ソフトケースは、底面に大きなホックがあるので、これを外さずに背面側両サイドにある 小さなホック(上の画像のケースの下側に写ってます)を外す事で撮影が出来、 外したカバーが邪魔になる事もありません。

ホットシューの接点がむき出しなのは気持ち悪いので、カバーを付けています。
カバーを付けると外部ストロボを付けたと勘違いされて内蔵ストロボが一切動作しませんが、 ストロボ撮影はしないので、僕の場合は問題無しです。

んで、使った感じでは?(良い編)
比較対象がG1では、進歩していて当然なんですけど...
  • G1と違って赤色が破綻しない。(当然といえば当然か)
  • 撮影の縦横を覚えてくれて再生時にその縦横で表示してくれる。
  • NDフィルター内蔵なので花撮り時にアダプタが必要なくなった。
  • 背面のダイアルでパラメータの切換が楽に出来る。
  • シロートには嬉しいグリッドライン表示とヒストグラム表示
  • 6倍ズーム時には手ぶれ防止の効果を実感。 DiMAGE X1の様な中で働いているという感じを与えず静かにお仕事してくれます。
  • 今まで使った事の無かった「USBに挿すと自動取り込み」を使ってみました。 これが結構便利。 望み通りの撮影日毎にフォルダ分けも出来ます。
  • カスタマイズ機能が面白い。 シャッター音をContax IIaのをサンプリングして使用しています。
  • 6倍ズームは良いですね。 ちょっと遠くても引きつけて撮影する事が可能に なりました。 その際の手ぶれ防止も良い感じで効いてくれます。 というか、 手ぶれ防止が無かったら、6倍はあまり使い物にならないかも。

んで、使った感じでは?(悪い編)
実は、これといって無いんですが、あえて書くと...
  • バッテリーの持ちが今ひとつ。 予備バッテリーは必需。
  • USBで自動取り込みは便利なんですが、その後勝手にZoomBrowser EXが起動します。 これを禁止にしていんだけど、オプション無し。 しょうがないからZoomBrowserの ファイル名を変えて対処しています。
  • 良く吟味しなかったのが悪かったのかもしれないけど、インストールされる アプリケーションが膨大。
という感じかな。 本体よりも付属アプリケーションの方に不満があるかも。

んで、使った感じでは?(要望編)
今のところ十分満足しているので、さほどは有りませんが、
  • ISOをAUTOで撮影した場合にexifに撮影感度を記録して欲しい。
くらいです。
 
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