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HP Jornada710


Jornada710

一番新しいお話へ

あ... 買ってしまった...
まぁそれなりに Jornada548 を使っていたんですが、 ずっと気になっていたことが実はありました。 それは、

「キーボードの方が入力が速い... 」

です。
やっぱり、手書き入力は誤認識をすると、その修正にもたついて、 会議とかでメモを取ると妙に忙しくなったり、メモを 取りきれなかったりもしました。
これでは、困ります。

Jornada548 のところでも書いたように折り畳みのキーボードも 購入してみたのですが、これを常時持ち歩くとなると、持ち物は増えるし、 そのキーボードも机がないと使うのは難しいし、会議中に使うには、あの でかいキーボードを机上に広げる勇気はちょっと僕にはありません。

となると、ご愛用だった 200LX の様なキーボード付きのヤツが 欲しくなってくるわけです。
実は、Jornada548 を買う前にも Jornada720 の購入を考えたことも あったのですが、販売価格がちょっと高かったのと、その当時はまだ、 日本語版が出ていなかった(と思った)ので、購入までに至らず Jornada548 の購入になったわけです。

で、その後、Jornada710 が発売されました。 僕にとって必要の無いモデムとか、 置き場のないクレードルが外されて、それなりに安くなっています。 本体自体は、モデムが無いだけで、他は変わり無し。 良いですねぇ... という事で、気が付くと購入していました...

ぽちぽちっとセットアップ
200LX から Jornada548 の時は結構面倒だった電話帳とかスケジュール帳の コピーですが、今回の Jornada548 から Jornada710 は至って簡単。 まず、Jornada548 とPCの同期を取って、その後、Jornada710 の同期を 取ればそれで終了。 楽ちん楽ちん。

ちょっと面倒だったのが、アプリケーション。

Jornada548 の CPU は、SH3。 Jornada710 の CPU は StrongARM。
CPU が違うと、ダウンロードしてくるファイルも違うので、 使い慣れているソフトウェアは、ほとんど全てダウンロードし直し。

インターネットを探しまくって目的のソフトウェアを入手しました。 あぁ面倒... 使う方も面倒ですけど、提供してくれる方々も大変ですよね。

あぁ面倒(その1)
Jornada548 では画像ビューワは Image Expert CE を使っていました。 Jornada710 も当然これを... あ... PocketPC と Handheld PC ではファイルが 別になっているという事は、もう一回買わないといけないの??

それもちょっと悔しいが、相手がアメリカの会社なんで、英語でしか 質問出来ない... なけなしの頭を使って聞いてみました。
2〜3回のやり取りの後、無事、Handheld PC 用のファイルを入手する事が 出来ました。 やれやれ、英語が通じて良かった...

あぁ面倒(その2)
エディタとメーラーは、Pocket WZ を使っていますので、これを改めて インストール。
設定も何も全て最初からし直します。 このインターネット系の設定って、 面倒ですよねぇ。
特に、ダイアルアップの電話番号とか、TCP/IP の設定とか。 どうにかならないのでしょうか。

ダイアルアップといえば、僕がちょっと はまったのは、C@rd H" petit を 使って接続しようと思い、電話番号は全国共通なので、それをごまかすべく、 常に市外局番からかける設定にして接続させようと思うと、何故か設定した 電話番号のあたまに 1 がついている...
なんで勝手に 1 が付くんだ... と調べていくとダイアルのダイアルパターンの ところにデフォルトで 1 が入っているではありませんか... なんでだ?? 不思議な設定。

いきなり ?
デフォルトのデスクトップには、これでもかぁ〜というほどショートカットが 並んでいます。
しかも、僕はほとんど使わないようなソフトウェアばっかり。

えぇ〜い、面倒だぁ〜とばかりに全て削除。 ハンドヘルドPC とゴミ箱だけの すっきりした感じに... え... ハンドヘルドPC とゴミ箱のアイコンも消えた...

壁紙を変更したら、消えてしまいました。 不思議。

色々手は尽くしてみましたが、復活せず。 謎だ... と思い、インターネットで 検索をかけて調べてみるに、どうもバグらしい... デスクトップに ショートカットが一個も無くなるとつられ(!?)て消えちゃうらしい... もしかしたら、仕様か?

ファーストインプレッション
Jornada548 と比べる事になっちゃうんですけど、これって、比較のしようが ありません。 というのも

「全然違う」

から。 当然、キーボードが付いている/いない もあるんですけど、その他にも、 例えば、CPU パワーとかも、格段に違うので画像を見るにもWEBページを 見るにも全然ストレス無く使えます。
文字の入力はキーがあるので楽々、カスタマイズもこっちの方が やりやすい感じ。

機能的には Jornada710 が圧勝ですね。 ただ、Jornada548 の様な持っていて 楽しくなる様な感じは Jornada710 には、ありませんけど。

キーボードも 200LX を使ってきた(PalmTop PC110も)人にとって、 このサイズのキーボードは、全然OKな小ささですし、CPU パワーがあるのも あって、このままサブノート的に使えるんじゃないかと思えてしまう程です。

キーストロークは、この小さなキートップに対してはちょっと深すぎると 思うんですが。 キーが結構深く沈むので、沈んだ拍子に隣のキーまで 押してしまう事があります。 押した時にキートップが若干ぐらぐらするのも そういう風になってしまう原因かも。

キーボード的に使い難いのは、[DEL]だけ変なところにあるんで、指が 覚えてくれない事、立って使う時に、Ctrl+キー で良く使う C, S, V, W, X が 全てキーボードの左側にあって、かつ、Ctrlキーも左側にしかないので、 妙に押しづらい事、ファンクションキーが無いので、ATOKの入力でカタカナに したり、アルファベットにする時にちょっと戸惑う事... といったところです。

個人的には、SHIFT は右には要らないから、Ctrl と Alt を右に設けて欲しかった ですね。
スタイラスとキー入力の併用は、ペンを置いてキー入力をするのも面倒だから、 ペンを握りながらキー入力をする事になり、それはそれでちょっと入力しにくい 感じ。

でも、スタイラスの入力は体が慣れるようで、Jornada710 のセットアップを ずっとやっていて、ファイルの移動とかでノートPCを使うと、 なにげにノートPCの液晶をタップしている自分がいます...

デスクトップでも、モニターをタップしてました。 どうも頭の切り替えが悪いらしい。

液晶も同じ STN なんですが、どうも Jornada710 の方が明るいところでも 見えが良い様に感じます。 コントラストも Jornada710 の方が良い感じ。

意外だったのが、持ち歩く時の手のひらの収まり具合。 バッテリーの部分が 非常に手に馴染みやすい形になっていて、持った感じが非常に良いです。

ファーストインプレッション(200LX と比べて)
これも全然違うから、お話にならないんですが、200LX で出来た立ちながら 親指入力とかは、ちょっと大変な感じ。
やっぱり、どこかに置いて入力するモノなのかも。

CFスロット分 Jornada の方が多いので、大容量のストレージカードを挿しながら 通信とかが楽に出来るのも良いですし、楽にインターネットアクセス出来る。 200LX の時に、頑張って内蔵2Mで通信してたのに比べるとなんと楽な事か...

電池の持ちは、200LX にかなうはずも無いんですが、これだけパフォーマンスが 高くてカラー表示なら仕方がないし、悲観するほど電池の持ちが悪いわけでは ありません。

明るいところではちょっと見えにくいですが、暗いところでも使えるが Jornada710 の強みかな。

「200LX と Jornada710 どっちを選ぶ?」と問われれば、現状では間違いなく Jornada710 を選びますね。 「200LX に変わるもの無し」とか思っていた頃から 随分変わったもんだ。

ちょっとだけショック
大したことはないんですが、Jornada548 では、メモを「メモ」で取っていた (ややこしい... )んですが、Jornada710 にはそんなのありません。 うむ... 便利だったのに... 一応、InkWriter とか PocketWORD とかで 読み込む事は出来るので全滅ではないんですけど、遊びで取った音のメモは 全然再生出来ないです。

まぁ、メモ自体は、HP クイックパッドか、InkWriter を使えばそんなに 変わらないので良いんですけどね。

メモリ カード
僕は、通常CFスロットにカードを挿しっぱなしにしているのでリセットを すると、CFカードが「メモリ カード」になり、PCスロットに フラッシュカードを挿すとそれが、「メモリ カード2」になります。

んで、ある時、リセットをかけてこのページの作成を続けようと思って いつもの通り「メモリ カード2」を開くと... 無い... え... あ... 逆さだ...
そう、両方にメモリカードがある場合、PCスロット側が「メモリ カード」 になるみたいです。 こりゃ気をつけないとな。 ただ、リセットからの起動は 速いので間違ってもやり直しが速いのが救いですが。

無線でLAN LAN
折角PCカードスロットはあるし、CFも別に挿せる。 しかも、ネットワークのクライアント機能も持っていますから、 Jornada548 でLAN接続のするとでは全然違いますので、早速試します... が、 我が家の無線LANは、PLANEX のヤツ... Windows CE のサポートはありません。

しくしく...

しかし、インターネットをさまよえば、何らかの情報があるものです。 という事で、ACCTON のドライバを入手、インストールしてみます。
と簡単に書きましたが、これが判るまで結構時間かかってます。 失敗も結構してます。 判っちゃえば簡単なんですけどねぇ...

ドライバーさえちゃんとインストール出来れば、簡単に認識します。 ただ、ネットワークに関してのクライアント機能のみなので、 Jornada710 のフォルダを共有にして他のPCからアクセスする様な事は 出来ません。 ActiveSync していれば、接続先PCからはアクセスする事は 出来ますが、妙に制限されている(Jornada710 にあるファイルを直接開けない のもあるとか)のでちょっと使い難いんですよねぇ。

WEBページも作成出来ちゃう
これだけ入力がちゃんと出来きれば、WEBページの作成も出来てしまいます。 このページもかなりの部分を Jornada710 で入力作成しています。

ただ、問題なのは、普段使っている WZ EDITOR では [SHIFT]+[ENTER]キーを 押すと <BR> を自動的に挿入して改行してくれたのですが、POCKET WZ には その機能は無いみたい。 WZ EDITOR には、この他にもいろいろな機能が ついていますが、個人的には、この機能だけは非常に便利なので 欲しいところです。

またもやインターネットの海を検索すると用途に合いそうなマクロが あったんですが、残念な事に、いまいち良い動き(!?)をしてくれません。
「無いモノは作る。」という事で作ってみました。

Free Softwareに置いてあります。

一緒に買ったモノ
今回は、以下のモノを取りそろえてみました。

・大容量バッテリー
一応買ってみました。 思ったよりも大きい... 形自体が特殊で本体に比べても 大きめなので、妙に目立ちます。
標準の3倍の容量なんですが、中容量バッテリーとかで2倍とかの方が もうちょっとスマートな感じになりそうで良いかなぁ... なんて 思ったりもしますが、やっぱり大容量を買ってしまうのかなぁ...

・ATOK POCKET
売れているんだか、売れなくて在庫が無いのか良く判りませんが、結構、 探し回ってしまいました。 気のせいかもしれませんが、新宿だと、 東口にある ビック ピーカン がCEのソフトウェアの品揃えが良いような 気がします。
やっぱり、使い慣れた IME は良いですね。 入力がはかどります。

・予備スタイラスペン
Jornada548 の時も買ったんですけど、ああいう、ギミックの無いペンは 簡単には壊れませんね。
Jornada710 のは、一応ギミック(!?)付きで、壊れる可能性は十分に あると思い、使えないとそれなりに不便なので買っておきました。

・ケース
大容量バッテリーを使っている状態でも入る事を狙って買ったので、妙に大きな 収納ケースになってしまいました。 それでも、ぎりぎりの大きさでした。
標準バッテリーの時は妙にケースの方がでかい...

・液晶保護シール
あまり気にしない様にしようかとも思ったんですが、標準の状態で液晶面が 妙に光沢があって見難い事があったので、それを防ぐ目的も兼ねて貼ることに しました。
市販の汎用自己吸着タイプのを買ってきました... が、切る方向を間違えて、 ハードアイコンのところまでカバー出来ない大きさしか取れない事に
一応、表示面はカバー出来ているので良しとしています。 貼る時に、ちょっとゴミが入ってしまったのが、気になるといえば気になる...

後に Jornada用にカットされた保護シールを見つけたので、それに交換。
今度は万全の体制(!?)で望んだのできれいに張れました。 満足。

LAN de ActiveSync (25/07/2001)
ActiveSync は、ネットワーク経由でも出来る事は判っていましたので、試してみました。 これが出来れば、Jornada710 にネットワークカードを挿して ActiveSync を起動すれば 良いだけ。 しかも僕は無線LANを使っているので、ケーブルが邪魔になる事も 無いし、相手PCとの置き場を考える必要もありません。

んで、方法は、ネットワークを使える状態にしてから、Jornada710 のメニューにある ActiveSync を起動すれば、接続先のコンピュータ名が表示されますので、 OKで接続が始まります。 当然、ホスト側のPCの ActiveSync の接続の設定で ネットワークによる接続を有効にしておかないといけません。

楽勝... と思いつつ、Jornada710 のActiveSync を起動... 接続しません。 おかしい... ネットワーク クライアントとしては正常に動いている事は確認出来て いるんですが... という事で、インターネットで検索をかけます。 すると気になる 事が、
「コンピュータ名は英文字」
げ、ホスト側のコンピュータ名は、思いっきり日本語でした。 繋がらないわけだ。
早速、コンピュータ名を英文字に変更します。 再度、パートナーシップを結ばないと いけないかと思って、取りあえずシリアルケーブルで接続してみるとごく普通に 接続したので、どうもコンピュータ名を変えても大丈夫そうな感じ。

では、準備のそろったところで Jornada710 のActiveSync を起動... うむ... コンピュータ名が更新されていない...
ホントは正式な変更の仕方があるんでしょうが、ここは適当にレジストリを 探索して目的のコンピュータ名を発見、

変更すると、今度はさくっと接続され、予定表とかのシンクロも直ぐに終わります。 僕の環境ではケーブルで接続するよりも便利ですね。

Pocket WZ EDITOR と 電信八号 (20/08/2001)
通常、僕は Windows ではメーラーに電信八号を使っていて、Jornada では、 Pocket WZ EDITOR で、メールの受信だけは出来る様にしておきました。

旅行記にもある様に道東に1週間行く事にしました。 ここで気になったのは、 1週間の間どうやってメールを受信するかという事です。
1週間溜めても良いんですが、友達とのメーリングリストのメール数が時に 尋常でない数になる場合があり、下手をするとメールサーバーからあふれてしまう 可能性もあります。 これは避けたい。

ノートパソコンを持っていくのは重いし... 折角 Jornada710 があるのだから、 これ1台で済ませたいところです。

メールの送受信は Jornada で問題ないんですが、帰ってきた時に どうやって電信八号にメールを移すかという事。
双方のメールの蓄積方式が違うのでそのまま... というわけにはいきません。
良いコンバータソフトはないかなぁ... と探したところありました。 MailExpです。
Pocket WZ EDITOR には対応しているとは書かれていませんが、受信メールを Becky! と同じ方式でエクスポート出来るので、Becky! のメールとして扱う事が 出来ます。

コンバートは至って簡単。 Pcoket WZ EDITOR から、メールを MBX形式で 書き出し(エクスポート)します。 そして MailExp で Becky! から 電信八号への変換を行ないます。
僕は、Pocket WZ EDITOR では、細かいメールの振り分けを行なっていないので、 一気に電信八号のメールフォルダに書き込むわけにはいきません。
そこで、適当なフォルダに一旦変換して、電信八号のオフラインデコードを 使って、電信八号の振り分け機能を使って分ける様にしました。

これで、Jornada だけで旅が出来る様になりました。 でも、そんなに しょっちゅう出かける事も無かったりしますけどねぇ...

MP3 (30/08/2001)
Jornada548 の時は、CPU が非力な事もあって、MP3を聞くと再生するのに 精一杯で、他の事は出来ないに等しい感じでした。

しかし、Jornada710 は違います。 全然ストレス無く、MP3を再生しながら 他の事が十分出来ます。 MP3を聞きながら、オフラインでWEBページを 見る事がストレス無く可能です。 凄い。

ただ、この 710 も、548 と同じく曲の最初に「ぷちっ」とノイズが入ります。
あと、デジタルノイズがちょっと乗るのが耳障りかな。

そして、他の点でもちょっと不満が。
以前から気になっていたんですが、たまに Jornada710 音が出なくなります。 なにか条件がそろうと... とかではなくて、結構ランダムに。
音が出なくなっても、HP設定のボリュームプロファイルとか、 [alt]+[カレンダー]で音量を変えると、また出る様になります。

あと、筐体の横にボリュームの UP/DOWN と PLAY キーがあるんですけど そのボリュームも効かなくなってしまうことがあります。 ちょっと音量を 上げたいとか下げたい時にこれが起きると非常に不便です。 この症状は、 電源の ON/OFF で直る事もありますが、そのまま使い続けていても、また 音量の調節が出来なくなってしまう事もあります。

そういえば、ボリュームの UP/DOWN キーって、感じ的に逆さのような気が するんですが... 特に MediaPlayer の画面を見ながら操作すると、 ボリュームのバーを右に(音量を大きく)するためには、左のスイッチを 押さないといけない... ちょっと変じゃありませんかねぇ?

お便利ソフトウェア (29/08/2001)
Dail-Up Watcher MDK
海人 さん作のフリーソフトウェアです。
ダイアルアップ支援ソフトウェアで、似たようなのはあるかもしれませんが、 これの良いところはズバリ、
「キーボード操作だけで扱う事が出来る。」
です。

ダイアルアップのショートカットを登録しておく事で、
ソフトウェア起動→ダイアルアップ先選択→接続→接続断+ソフトウェア 終了
が、全てキーボードの操作だけで出来ます。

僕は、-H" を使っていますので、所在地による電話番号の変更も 要らないため、全てをキーボード操作でする事が出来ます。
CE でキーボード派には必須のソフトウェアだと思いますよ。

Keyboard Remapper for Windows CE
snak さん作のフリーソフトウェアです。
Jornada720 用は i-taka さんが公開しています。
僕はこのソフトウェアのごく一部の機能しか使っていません。 その機能は「キーのStick化」です。

200LX を使っていた時に、EXKEY というソフトウェアがあって、SHIFT, CTRL, ALT キーを押すとそのまま押しっぱなしの状態を保持してくれる機能が ありました。 これがあると、立ちながら入力したい時に入力し難い 2キー押しが楽に行なう事が出来ました。

このソフトウェアも同等の機能を持っていて、キーを2回押しして保持(Stick) と方法こそ違いますが、入力が楽になる事は間違いありません。


メモリカードと Storage Card (30/08/2001)
別に不具合があったわけでは無いんですが、気が向いたので変えてみました。
環境を作り上げてからの変更は大変だったので、初期のうち(一番最初が ベスト?)にやった方が良いです。

変更は、色んなところで書かれていると思いますので、それを参考にして下さい。 僕は、最初に「メモリカード」→「Storage Card」の変更をしてから、 一回リセットして、レジストリエディタで変更箇所を一つずつ直しました。 Windows の Regedit なら、検索で変更箇所を見つければ良いんですが、 僕が使っている CE用のレジストリエディタはその機能までは 入っていなかったので、丹念に一つずつ見て直しました。

その他に直したのは、ショートカットとアンインストール情報、いくつかの ソフトウェアのファイルくらいです。

それでも大したトラブルも無く変更出来ました。
変更後の感想は... 難しいですねぇ... カタカナの時にはフォルダ一覧とかで 必ず最後に出る様になるので、CE本体のフォルダと視覚的に分けられた (本体のフォルダに英文字以外のフォルダを作っていたら別)んですが、 それが、中に入り込んだ(!?)感じになりますので、直感的には分かり難く なったかも。

IBM MICRO DRIVE DSCM-11000 (26/09/2001)
久しぶりの出張(といっても3ヶ月ぶりだけど... )のために買いました。

1Gバイトあれば、旅のお供になるWMAファイルがアルバムで20枚以上入ります。 これだけ入れば、飛行時間が長くても同じ曲を聴くような事はありません。

取りあえずありったけの曲を入れて普段の通勤のお供に。 快適。

が、しかし、妙な問題が。

マイクロドライブは Jornada710 のPCカードスロットに挿しています。 CF スロットに フラッシュカードを挿しているので、マイクロドライブは、Storage Card2 として 認識されます。
そして、マイクロドライブを挿したまま電源を OFF/ON をすると...

「システムが使用できるように Storage Card3 フォルダを初期化しますか?」

というメッセージが表示されます。 初期化されると困るので「いいえ」を押して メッセージを消すと、あるはずの Storage Card2 が消えて、空っぽの Storage Card3 が 出来上がります。
そう、マイクロドライブにアクセスする事が出来なくなります。

この状態で、一旦、カードの抜き差しを行なえば、また正常に Storage Card2 として 認識されるので、問題が無いといえば無いんですが、電源を ON にする度にカードの 抜き差しをするのは、面倒な上に Jornada にとってもあまり良くない感じがします。

簡単に確かめたところ、CF スロットに入っているフラッシュカードを抜くと、 上記の様なエラーは出ません。 僕の Jornada710 は、メモリーカードを「Storage Card」に 変更して認識させていますが、これを元の「メモリーカード」に戻してもみましたが、 これは関係ない様です。

色々調べてもみましたが、有効そうな手が見つからないので、そのまま放置(!?)しています。
上記の簡単なチェックから、CF スロットに MICRO DRIVE を入れると解決する様な気が するので、CF スロットに Type II が入るようになるアダプタが発売されたら、購入して 確かめたいと思っています。

CF タイプ2 アダプタ (04/11/2001)
やっと発売されたので、早速買いました。
1GのマイクロドライブにそれまでCFカードに入れていたデータ/プログラム類を コピーして、購入したアダプタをつけて、念のため再起動。

Storage Card に置いているアプリケーションの起動がディスクが回転するまで 待たされますが、そんなに苦になる程ではありません。

良い感じ... んん???

Pocket WZ のメーラーを立ち上げるとエラーが起きました。
Pocket WZ は強制終了され、Filer で見ると Storage Card の Program Files のフォルダが全部見えない状態に。

「なぜ?」

無線LANカードを挿していたので、電源供給がきつかったのかと思い、C@rd H" で やってみましたが同じ。
見えなくなった Program Files は電源の ON/OFF をすれば、見えるようになります。

ここで、以前買った 340M のマイクロドライブで同じ様に試してみます。

全然問題無い...

うむ... もしかして、ロットによる不具合? 今のところ 340M で使っていますが、ちょっと悔しいところです。

タイプ2 アダプタ自体は全然問題無く(あたりまえか)使うことが出来ています。

340M でも、今までのCFに比べれば 150M 程増えるので、それはそれで WMA ファイルが 多く入れられて便利になると共に、思いがけない副産物として音楽を聴いている時に 気になったデジタルノイズも無くなりました。 どうもマイクロドライブから出ている ノイズを拾っていたみたいです。

これで、1Gが使えるようになれば万々歳なんだけどなぁ...

Bluetooth CF Card (17/02/2002)
Buletooth の項は、PC card のページに移しました。


ATOK を使うのを止めてみた。(15/07/2002)
比較的順調に使えている Jornada710 ですが、一つ気になる事が。 それは、

電源投入時にたまにハングするという事。

当初 BT のドライバが悪さをしていると思っていたんですが、BT を 挿していない時でもハングする事もあります。 という事は、BT の ドライバではないのなかぁ... と思いつつ、リセットすれば良い事なので ほっておいたんですが、ちょっと試してみる事に。 それは。

ATOK を外してみる。

事です。 ATOK POCKET は、元々 HPC2000 には対応していないのし、 辞書が壊れる等の不具合もあるみたいです。(実際、一回壊れた)
でも、SOCKET BT カードのところでも書いている通り、MS-IME は、 キーアサインとかで ATOK に慣れた僕の手には相性が悪く、 とても文章を入力する気にならないモノです。
今回は、もうちょっと考えて、以下の様な方法をとってみました。
以前、レジストリを見ていて気が付いたんですが、MS-IME のレジストリに キースタイルとして ATOK が存在しています。 でも、このスタイルを 変更する様なツールは存在していません。
取りあえず、もう一回レジストリを見直したところ、

[ HKEY_CURRENT_USER \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion \Ime \Japan \IME98 \MSIME ]

にある Style を MS-IME から ATOK に変えるとどうも ATOK 風キーアサインに なる様です。 現にこれも ATOK 風 MS-IME で入力していますが、以前のに 比べると格段に入力しやすいです。

あとは、これでハングが少なくなれば良いんですけどねぇ。

(2週間程経って)

上記のハングアップの件ですが、全く無くなったわけではありませんが、 かなり、少なくなったと思います。 以前は、on/off ボタンで起動した後、 直に GS Finder とかを起動するとハングする事が多かったのですが、 今は、一瞬起動が止まるものの、そこでハングする事が無くなっています。
ATOK を外すのは結構ハングアップ対策としては有効なのかもしれません。 ただし、日本語入力の使い勝手は落ちますが。


 
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