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SOCKET Bluetooth card |
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購入編 (30/Dec/2001) |
お外で通信は DDI-P の CF データ通信カードでやっていて、それなりに
良かったんですが、慣れてくるとそれなりに不満も出てくるわけで。 その不満とは「移動中のキャリア落ち」。 まぁ、PHS だから移動中は しょうがないし、PHS にしては頑張っているとは思うんですが、移動中に メールとかを受信していて落ちるとメールサーバー側のタイムアウトを 待たないと再度メールサーバーに接続することが出来ません。 これが不便。 色々契約するのもなんか不合理な気もしてきたので、これを機会に まとめる事にして、全て cdmaOne でやってみることにしました。 cdmaOne でもデータ通信カードは発売されていますが、ちょっと高いのと、 2端末を契約するのも「まとめ」には反する気がします。 んで、目を付けたのが、SONY の Bluetooth 端末。 これに Bluetooth カードを組み合わせれば、端末は1つで済みます。 という事で、端末を SONY C413S に機種変更し、Bluetooth カードを 購入する事にします。 Bluetooth カードはその当時、SOCKET のと Link Evolution の2つが 入手可能でした。 WEB ページで検討するに、両方とも Windows OS には今のところ 対応していない様子。 Link Evolution は、Pocket PC に対応するとあり、OS も WindowsCE 3.0 とあります。 所有している Jornada710 も OS は、WindowsCE 3.0 ですが、Pocket PC ではありません。 秋葉原を歩いてみると、Link Evolution のは、見つけることが出来ました。 価格的にも Link Evolution の方が安いので購入したいところなんですが、 対応機種ではないので、もしかすると動かないかもしれません。 動かなかった場合に、それなりに価格の高いカードですので、後悔の念が 高まりすぎてしまいます。 という事で、動作機種に入っている SOCKET の Bluetooth カードを 購入する事にしました。 SOCKET の製品は、日本では、 IBS Japan で扱っています。 通販で購入しましたが、正味3日で入手出来ました。 メールのやり取りがもっと密に出来ていれば (こっちの問題。 メールを会社にいる間は見ないから) 注文した翌日には入手する事も可能だと思います。 |
Setup編 (30/Dec/2001) |
宅配便から荷物を受け取って、早速 Jornada710 にセットアップ。 ドライバは、インストールCDも同梱されていましたが、正式に C413S に 対応しているドライバが WEBサイトにありますので、そこから Download します。 ドライバのインストールも問題無く終わり、カードを挿します... 「Unable to load the Bluetooth Phone virtual COM port driver!」 え゛? なに? どうも、仮想ポートが開けないらしいです。 Bluetooth カード自体は ちゃんと認識されて、Get Connected! を選択して C413S を ダイアルアップネットワークで待機させておけば、カードとの認証 (というのかな)はきちんと出来ます。 が! 仮想ポートが出来ない限り、Bluetooth カードを通信カードとして 利用する事が出来ません。 試行錯誤してみましたが仮想ポートが使用可能になりません。 SOCKET のサポートに聞いてみる事も考えましたが、この時期、 クリスマス休暇でサポートが動いているとは思えず。 こうなったら、最後の手です。 「フルリセット」 初期状態で試してみるしかないでしょう。 幸い、Jornada には、 フルバックアップ機能がありますので、フルリセットしても比較的簡単に 元に戻すことが出来ます。 という事で、フルリセット。 まっさらな状態で、ドライバをインストールしてカードを挿します... 動く!! 使っていたアプリケーションとかを入れ直し、時々カードが 動くかどうかのチェックをします。 んで、やっぱり動かなくなります。 フルリセットを数回繰り返して 判った原因はなんと、 「フラッシュカード」 手持ちのいくつかのフラッシュカードで試してみましたが同じ結果。 うむ... んで、試しに CF スロットに Bluetooth カード、PC スロットに フラッシュカードで試します... 動く... 非常に面倒ですが、これで いくしかありません... これでめでたくセットアップ完了... とはならないのが良いところ(!?)で、 もう一つありました。 動かなくなる原因が。 「ATOK Pocket」 これは痛い... 快適な入力環境を奪われるのは。 しかし、カードが 使えないのももっと痛い。 Bluetooth カードを使わない時だけ ATOK Pocket を使う様にする事も出来ますが、非常に面倒。 結局 ATOK Pocket も使うのを諦めました。 その他では、SmallTweak とかで、 「カード挿入時のバッテリ警告の表示の変更」をしていると だめみたいです。 その他のアプリケーションや設定は影響していないみたいです。 という事で、ちょっと不便ではありますが、Bluetooth カードが 使えるようになりました。 C413S の設定ですが、マイセレクトで Bluetooth を一番上に来るように 登録し直すと待ち受け状態からジョグダイアルを単に4回押すだけで ダイアルアップネットワークの待ち受け状態になります。 これが結構便利です。 慣れれば、ポケットの中に入れたまま手探りで ダイアルアップネットワークの設定にすることも可能でしょう。 ただ、手探りでは、4回連続押しの前にジョグダイアルを意図しないで 回してしまった場合、誰かのところへ電話がかかってしまっても 判らないという危険性もありますけど。 |
アップデート (19/May/2002) |
4月に出るというアナウンスがありながら、結局5月半ばになって
ようやく NEW ドライバがリリースされました。 1.20D です。 さて、今度のドライバは、ちゃんと使えるかな... と、早速インストール。 インストール自体は、さくっと完了して、恐る恐る(!?)リセット。 なんの問題も無く起動します。 偉い。(え?) という事で、前のバージョンのドライバからは進化してちゃんと、 使える様になったみたいです。 ウキウキしながら PCカードスロットに BT カードを挿してダイアルアップをしてみます。 さくっと接続。 問題な... ん?... 相手先のサイトに接続しない。 どうも、DNS 変換が上手くいかないのか、プロバイダとの認証までは 上手くいくのですが、その先が全く反応しません。 こればっかりは打つ手無し。 ドライバの件はさておき(おいて良いのだろうか... )、このドライバと ほぼ同時期に、カードのファームウェアもアップデートされました。 読んでみると、アップデートは無料らしい。 らっき〜 と思っていたんですが、良く読んでみると 「送料のみでアップデート」 え゛、送料... って、読んでみれば、アップデートは日本の場合、 Socket本社に送らないとアップデート出来ない。 送料はカードで請求される(30ドルくらい)と、これじゃ有料と 同じじゃんという内容。 案の定、Socket の会議室も荒れている。 まぁ、ここは大人しく従うか... という事で、安めの郵便局の EMS を 使って、BT カードを送ってみる事にしました。 今現在、僕のカードは、太平洋上空を飛んでるところです。 もしかしたら、ファームウェアのアップデートでちゃんと動くように なるかもしれない... という淡い期待を持ちつつ、この続きは、カードが 返ってから書きます。 |
アップデートから帰ってきました (07/Jun/2002) |
行きは郵便の EMS で、帰りは FEDEX で太平洋を横断した僕の BT カードは、
2週間のアメリカ旅行から帰って来ました。 アメリカ滞在は1週間ほどだったみたいです。 思ったよりスムーズに 送られるもんなんですね。 さて、どきどきしながら Jornada710 に挿して、ファームのバージョンを 確認、ちゃんと 1.10 対応のファームになっています。(当たり前だ) さて、ネットに繋げます。 プロバイダとの認証は OK。 さて試しに メール... 受信しない(涙) WEB も見られません。 症状的にはファームのアップデート前と同じ... 「やっぱりアップデートは無意味だったか... 」という気持ちを ぐっと押さえて、取りあえず以前は使えていたJornada548 にドライバを インストールして、試してみます... Jornada710 と同じ症状。(涙) ダメじゃん。 という事で、見事、動きません。 しょうがないので、サポートに 問い合わせようと思うのですが、英文だから、 書くのに時間がかかるんですよねぇ... この顛末は、続く... のか? (追記) 日本の輸入代理店 IBS Japan で6月4日から、ファームのアップデートを 受け付ける様になったみたいです。 なんだ、これを待てばもっと楽にアップデート出来たのかぁ... |
解決? (16/Jun/2002) |
さて、つたない英語で SOCKET のサポートにメールを投げてみると、
次の日にサポートからメールが返信されてきました。 内容は、もう一回ちゃんとインストールしてみる事と、Jornada710 は、 他社(IbCard)のドライバも入っているので、これを消して試して欲しい との事。 再インストールは良いにしても、IbCard のドライバを アンインストールするのは毎日使っているだけに消すのは勘弁して 欲しいので、普段使っていない Jornada548 をハードリセットして 工場出荷状態に戻し、SOCKET ドライバだけインストールする事に しました。 これで動かなければ、サポート側もぐうの音も出ないし。 んで、試した結果は... やっぱり同じ。 この結果をサポートに返信すると、今度は携帯端末を聞いてきたので au の C413S だよぉ〜んって返すと、そっから何も帰ってこない状態に。 行き詰まったか... まぁ、差し当たって緊急には困ってないので、放置... と思ったら、 SOCKET が開いているフォーラム(会議室)のところにベータ ドライバの お知らせが。 現行のドライバ(120D)が出る前にもベータ ドライバは出てはいましたが、 いつもPOCKET PC系しかなくて、半分無視していたんですが、 ちょっと覗いてみると、なんと HPC2000 のドライバも含まれている事が 判明。 これは試さねば。 早速落として、まずは、まっさら状態の Jornada548 にベータ ドライバの インストール恐る恐る(!?)、接続すると... 動くじゃん! Jornada710 で試しても動きます。 やっぱりドライバだったか。 ベータ ドライバのところにも「いくつかのマイナーな事柄を修正」って あるので、このマイナーな修正が効いているんですかねぇ... って、 これってマイナーなのかなぁ... まずはともあれ、次のリリース時には直っていそうな感じは受けます。 このベータ ドライバにすると、接続を切断する時に動きが固まる症状も 緩和されます。 ベータ ドライバ内にも 120E という記述もありますから、次のリリースは 結構近いかもしれませんね。 あとは、120C では高速通信(64K通信)をすると、通信が止まってしまう 不具合があったんですけど、それが解消されているかのチェックをして、 それが解消になったら、常用のカードとして使えるんですが... さてどうかな。 |
解決 その後 (06/Jul/2002) |
何回か Jornada710 と Jornada548 で 1.20E ドライバを使ってみました。 結果から書くと、それまでのドライバで起きていた通信中に止まって しまう症状は解消されている様です。 十分使い物になります... が! 1つ重大な事が判りました。 それは... 「カードを挿しておくと電気を食い続ける。」 という事です。 つまり、挿しっぱなしにしていると数時間でバッテリが 空になってしまうという事。 なんだかなぁ... これは、Jornada710 だけ起きる症状で、Jornada548 では起きないです。 SOCKET に問い合わせてみましたが、 「Jornada710 では確認してないからなぁ。」 というお答えで、PCカードスロットで不具合が起きたので、 CFスロットでも起きるかとの質問。 で、試しに CFスロットでもやってみたら... バッテリが空になって、おまけにハードリセットまで起きました。 やっぱりダメだよぉ〜 って、返信したんですけど、 その後音沙汰がありません。 無視されたか、それとも返した英語が訳判らなかったか? まぁ、Jornada548 ではちゃんと使えていますので、Jornada548 専用に してしまえば、問題無いことなんですけど。 あと、Windows用のドライバも出るみたいです。 これは使い物になる... のかなぁ... |
続々カード ドライバー (02/Dec/2002) |
SOCKET の掲示板にあるβ版のドライバを Jornada710 にインストールして
みました。 現在正式リリースされているドライバでは Jornada710 では、不具合が 見られますが、このβ版ドライバだと大丈夫みたいです。 数ヶ月間、 不具合らしき症状は出ていません。 ただ、IbCARD と比べると、安定感にはちょっと欠ける感じがします。 雰囲気的でしかないのですが、たまに通信が滞っている感じがあります。 まぁ、以前のドライバに比べれば、そのまま止まらないだけ、 だいぶ進化してはいますが。 上で書いた、Windowsドライバですが、ちょっと試してはみましたが、 直ぐに消してしましました。 あまり記憶に残っていないんですけど、消したという事は、 あまり良くなかったという事かな。 |
故障 (07/Feb/2003) |
突然、カードが認識されなくなってしまいました。 カードを挿しても、 「不明なカードとして認識されました。」 と出てしまいます。 念のため、ドライバの再インストールとかもしてみましたが、ダメ。 Jornada548 でも使ってみましたが、同じくダメ。 という事で、どうもホントに壊れたみたいです。 本国と直接やり取りするのは面倒だったので、修理出来るのかどうかを IBS Japan に聞いてみました。 数回のやり取りで判ったのは、このカードの保証期間は3年 だったんですね。 数週間くらいかかるかもしれないので、急ぐなら 直接問い合わせて欲しいと言われましたが、直接問い合わせる手間よりも 数週間待つ方が全然良いので、IBS Japan にモノを送りました。 結局、新品に交換になりました。 思ったよりも早く手元に戻って来る事になりました。 新品交換という事で、現在発売されている製品がそのまま送付されてきました。 「という事は... 」 そうです。 買った時には付いてなかった PC カードアダプタも付属してきます。 なんだか、妙に得をした気分。 PC カードアダプタって、ごく普通のアダプタだとばっかり思っていたんですけど、 実は、専用品だったんですね。 それが証拠に、付属のカードアダプタに挿して Jornada710 に挿します。 この様にちょっと飛び出す様になります。 アンテナが外部に出る様になるんですね。 実測値で 6mm 位、飛び出す様になります。 この状態でも邪魔になる感じはありません。 ちなみに、IbCard だとこんな感じ。 飛び出し量が socket より多く、実測で 11.5mm 位です。 飛び出している部分の厚みが少しあるので(6mm 位 socket は、4mm 位)、 ちょっと邪魔な感じになってしまいます。 |
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