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NEC PC―9821Cs2


侮れない98マルチ!
影が全く薄くなってしまった98ですが、 別に欠陥品だったからではありません。 性能はともかくとして、作りの良さは、今のパソコンからでも 考えられないほど良く出来ていると思います。
ではこれから、なんでそう僕が思っているかを書いてみましょう。

フロントパネルを外してみよう
PC―9821Cs2は、本体とモニターが別体のパソコンです。 でも、本体の上にモニターを置くとデザイン的にもちゃんと合うように なっています。
この本体部分のフロントパネルははめ込んであるだけなので、簡単に 外せます。



上の画像を見れば判るようにポッチを押して引き出すだけです。
上の画像で、ハッチ状に穴が開いているがスピーカー部分です。 左右に付いてますから、そのままステレオで音源が出力されます。
ただし、両側にモノを置くとバランスが崩れますけど。

フロントパネルを外してみると


当然ながら、CD―ROMとFDDが顔を出します。 これらは、残念ながらこの状態では外せません。でも、 普通に使っている分にはCD―ROMもFDDも自分で 交換する事は無いでしょう。
さて、その他の部分は何かというと...

楽ちん簡単交換(その1)


フロント部分の左側のCD―ROMの下です。この状態で ケーブルも電源コードも手前に来ていますから、両側のネジを 外すとHDDの換装は簡単に出来ることが判ると思います。
ケースを開けなくてもHDDの交換が出来るんです。
ちなみに僕の所有しているPC―9821Asもケースを 開けないで交換が出来ます。

楽ちん簡単交換(その2)


フロント部分の右側のFDDの下です。これなんでしょう?
ネジを外してみると...



なんとメモリーです。メモリー交換(増設)もケースを開けないで 出来てしまいます。凄いですねぇ。初めて見たときは感動してして しまいました。

98万歳!(... というつもりは無いです)
98なんで、当然の様に拡張ボードはケースを開けなくても 抜き差しできますよね。
にょ〜ぼもケースを開けたのは、FDD増設とCPUアクセラレータの 時だけだと申しております。
ここまで読んでいると、「なんだ、98信者がほざいているよ。」と 思われる人が居るかもしれませんが、別に98が偉いとかそういう事を 書くつもりではありません。
ただ、パソコンの「家電化」を進め、「パソコンって簡単じゃんかぁ。」 と一般の人に思わせるのだったら、 こういう方向へ持っていかないとダメなんじゃないかなぁ... と思うのです。
ケースを開けても保証が効く家電製品は、無いと思います。
そういう面では、パソコンはまだ家電製品には なりきれて無いと言わざるを得ませんね。

だからなんなんだ!? と言われてしまいそうですが。

 
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