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IBM ThinkPad 235 |
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事の始まり |
WEB ページのニュースサイトを見ていたら、こんな記事がありました。 「チャンドラのライオス システムが会社を解散」 ぬわにぃ〜 ライオス システムというのは、リコーと IBM が共同出資して 設立した会社で、この WEB ページにもあるPlamTop PC110 も、この会社で 開発されたパソコンです。 個人的に、この会社が開発するパソコンはちょっと変わったモノが多いので 気に入っていたんですけど... 残念。 実は、リブレット60 を買う時にもフロンティア神代から出てたチャンドラと どちらにしようかと悩んだんですけど、その時はリブレットの方が絶対的に 小さいのと、やはりヤワさが気になって結局リブレットを購入しました。 その後に、チャンドラ2(クラヴィウス)を使った ThinkPad235 が発売され、 「やはり黒の筐体に赤いポインターだよなぁ... 」と思いながら、 リブレットでなんの問題もなかったので、そのまま使っていました。 しかし、ライオスシステムが解散となると、チャンドラの様なクセのある パソコンが出てこないかもしれません。 「これは、買っておいた方が良いのかなぁ... しかし、リブレット60 でも 不満はないしなぁ... 」 と思ったんですけど、値段が安かったら、購入しても良いかなと思って、 取りあえず秋葉原に行ってみました。(1999年 4月 3日の事) IBM 製品ならほとんど置いている T-Zone へ。 「無い... 」 ありません。 それから何軒かまわってみましたが、他ブランドのチャンドラ2 は あるんですけど、ThinkPad235 はありません。 「こりゃ、諦めるかなぁ... 」 と思いつつ更に何軒かまわると、とあるアウトレットに 10J の展示処分品が ありました。 しかし、展示品は、結構手荒い扱いを受けていることが多い ので、あまり気乗りしません。 その前の週に家の近くにあるちょっと大きめのパソコンショップで、 やはり 10J の中古品が売っていたんですけど、そちらの方が程度も良く、 値段も安かったんです。 「あの時に買っておけば... 後悔先に立たず... もしかして、今から行っても あるかも... 」 などという思いが頭をよぎります。 賢明なあなたならもうお判りでしょうけど、 「安かったら購入しても... 」 という後ろ向き(!?)な考えから、 「購入してやるぅ〜」 という前向きな考えに変わってきた事は、本人も気づいてません。(をぃをぃ) で、更に何軒か回ろうと思ったその時見つけてしまったのです。 |
気を失った誰かさん |
店の前の価格ボードに ThinkPad235-20J の文字が。 早速行ってみると、ありそうです。 店員さんに声をかけます。 「ちょっとお待ち下さい。」 しばらく待ちます。 でも、なかなか相手にしてくれません。 (しくしく) で、カウンターをふと見ると購入しているお客さんが います。 店員が後ろの倉庫から出してきたのは... なんと! ThinkPad235-20J! その人が購入したのを見届けてから、店員に聞くと「まだ5台ある」との事。 価格的にもまぁまぁだったので、購入してしまいました。 税込みで約18万円です。 これで、晴れて ThinkPad235 のユーザーになったわけです。 |
開梱〜インストール |
IBM の WEB ページを見て 235 で気になっていた事がありました。 それは、4G バイトの HDD を 2G+2G で確保している事です。 個人的には、4G なら 4G を丸ごと使いたいので、こういうのは好きでは ありません。 しかし、 FDISK で再確保し直し&再インストールは、 ポータブル CD-ROM を持っていなかった僕にはちょっと面倒です。 ということで、ちょっと高いのですけど、Partition Magic を 購入しました。 これなら、再インストールせずに自由に変えられます。 ろくに見ないマニュアル類がやけに重い235の箱を持って帰って、 早速セットアップ。 さくさくと進んで Windows98 が立ち上がります。 今まで使っていたリブレットから LAN を使って、さくさくとデータを移動し、 必要なアプリケーションとかをインストールします。 |
パーティションを変更 |
さて、アプリケーションのインストールも一通り終わったので、
パーティションを変更します。 よく考えてみれば、インストールする
前にパーティションの変更をした方が失敗した時の手間が省けて
良かったような気がするんですが、後の祭りです。(しくしく) で、FAT16 では、2G までしか確保できませんから、 最初に C ドライブを FAT32 に変換します。 これも Partition Magic で簡単に出来ます。 設定を変更すると再起動がかかって自動的に DOS モードで起動し、 設定の変更を行ないます。 その間は じぃ〜っと見ているだけ。 ホントに見ているだけで FAT32 に変換できました。 お次は、容量の拡大です。 これも拡大するように設定すれば、 DOS モードで再起動して、自動的に設定のし直しをしてくれます。 再び起動すると、C ドライブ 4G の出来上がり。 簡単です。 後で WEB とか見て判ったんですけど、FAT32 だと、 ハイバネーション系にトラブルを起こす場合があるんだそうで、 なるほどそういうわけで 2G+2G にしてあったわけですね。 納得。 でも、4G の方が使いやすいから良いんだもん。 (←良い子は真似をしないように) ... なんて粋がっていましたけど、やっぱりなんかおかしいので、 止む終えず、変更しました。 D ドライブとして 110M バイトほど (ちょっと余裕を持たせている) Parttition Magic で確保し、ここにハイバネーションファイルを作成する様に 変更しました。 この設定は、拡張セットアップを操作することによって可能となりますので、 やっぱり、動作保証外の方法であることは間違い無いんですけどね。 拡張セットアップ等の詳しい説明は 旧ライオスシステムの WEB ページ にあります ので、そちらを参考にして下さい。 WEB ページの指示通りに作業を行なわないと正しく確保出来ません。 (←実は一回失敗している) |
あっちっち |
インストール中は、当然 AC アダプタを繋ぎっぱなしで連続して4時間
くらい使ってました。 なんだか、右手の部分が妙に熱いです。
気のせいかなぁ... と思って、下の面を触ってみると... 「あぢ〜」 触れないくらい熱くなってます。 大丈夫なのかなぁ... 取りあえず、リブレットの時も使ってみた CPUIDLE を使ってみますが、 シェアウェアになっていたので、具合が良かったらレジストしないと いけないんですよねぇ... と、WEB ページを見ていたら、rain と いう同じ様なソフトウェアを見つけました。 これは、フリーソフト です。 まぁ、フリーであるなら、これを使っていこうと思ってます。 あと、BIOS の設定で CPU 速度を忙しくない時に落とす様にも しました。 が、説明によると Windows では効果が無いとか。 何日か使った感じでは、結構温度的には下がったような気がします。 |
メモリ |
すっかり勘違いしていたんですけど、235 は 32M なんですね。
同じだろうと思ってフロンティア神代のを見ていたので 96M を
積んでいるんだとばっかり思っていました。 購入して、インストールとかすると、やけにディスクスワップする ので、「そんなもんだっけなぁ... 」とか思ったんですけど、 起動時のをよく見たら 32M と出ていてビックリ。 ちょっと 32M では 心もとないので、安かったら買おうと近くのパソコンショップへ 64M で 2万円くらいするのかと思ったら1万5千円くらいで売って いて迷わず購入。 家に帰ってさくっと挿して 96M になりました。 これで一安心。 |
気になるところ(=悪いところ) |
さんざん言われているように華奢です。それなりに代を重ねて強く
なったらしいんですけど、持った感じがあまり強さを感じません。 それだけでも、取り扱いが慎重になります。 PCカードが結構奥になっているので、入れる時にちょっと奥まで 押し込むのがやり難いです。 差し込むとこんな感じ。 カード取り出しのボタンは、通常のだとカードを挿すと手前に出てきて、 押すとカードが取り出せるようになるんですけど、これは挿しただけでは、 出てきません。 一回押すと「ぴょん」と出てきます。 画像は、出した時のものです。 取り出してもカードの出てくる量が少なくて、取り出し難くて、入れ難いです。 特にスロット3にフラッシュカードとかを入れると抜き出すのに苦労します。 上の画像の様に、ちょっとしか出てきません。 モデムとか線が繋がっているのは線を引っ張ってしまえば(ホントは いけないんだけど)出てくるので、まだ気にならないんですけど。 シリアル+CRT出力とパラレルの端子カバーの閉まりがいまいち 良くないですね。 閉まっているんだけど、なんていうか高級感が無い というか、がたがたしているのが妙に安っぽい。 ThinkPad530Csの方がもっとしっかりしていたと思うんですけど。 全体的にきゃしゃな感じがいっぱいのノートですね。 不満いっぱいの様な書き方ですけど、実は全て購入時に折り込み済みなんで、 全然気になってないです。 はい。 |
良いところ |
やぁ〜困った。 実は、これといって無かったりして。 う〜ん... 変なところ。(こらこら) この大きさでPCカードのタイプ2が3枚同時に使えるのは無いですよね。 最近のサブノートは、モデムが標準で付いていたりして、雑誌にも 「モデムが付いているのでPCカードは実質2スロットあるのと同じ。」 なんて、書かれていたりするのもありますけど、僕の様にモデムを使わない人に とっては、モデム内蔵は全然意味が無いどころか、それだったらPCカードスロットを もう一つ... (専有面積が全然違うから簡単にはいかないんだろうけど)と 思ってしまいます。 以前使っていたリブレットは1枚で、フラッシュカードを挿しながら、 モデムとかを使いたい事がままあったし、フラッシュカード同士のコピーも 出来なかったので何かと不便を感じていましたので3スロットは嬉しい装備です。 |
戸惑ったところ |
Windows98 のノートパソコンは初めてだったんですけど、
まぁ、それだから... というわけでもなく、戸惑ったところがあります。 PCカードのビープ音が鳴らない。 Windows98 では鳴らなくなったのかなぁ... と思いきや、Windows起動時に 挿しておいているのは、鳴ります。 でも、起動後は抜いても挿しても 鳴らない。 これは、WEB上にある通り、音量を最大にすると聞こえます。 これがどのくらいまで上げると良いのかが判りません。 ちょっと下げると鳴らなくなったり... 上げると思いっきり でかく鳴り響く様になってしまい... よく判んない。 結局マスターのボリュームを最大にして、他のデバイスのを小さくして 使っています。 やはり、抜き差しで音が出てくれた方が、Windowsが ちゃんと認識できているかどうかの判断材料になりますので。 あ、モデムの音も、同じくです。 |
バッテリーメーター |
リブレットの時には、フリーの電池モニターを使っていたんですけど、
何故かこの235では使えません。 いつもACだっていってます。 で、困ったなぁ... と思いつつ、またもやWEBを見ているとどうも BIOSでそういう表示を持っているらしい。(←説明書にも書いて あるのに) ということで、Fn+F8 を押してみます。 なかなか良い感じです。 使用残り時間がちょっと当てにならない感じはありますが、実用には 十分です。 ハード的に表示しているので常駐量もゼロ。 他に電池2つのモニタを表示出来るのなんて、無さそうですからねぇ。 あ、バッテリーといえば、モニターを見ていると、いつも右のバッテリーの 減りが速い様な気がするんですけど気のせいですかねぇ? まぁ、どっちが速く減ったところで使用的には問題ないんですけど。 |
なんか... 変かなぁ... |
環境も整えて、リブレットの次のパソコンとして、使っています。
最初のトラブルは、秀term でした。 レジューム後に 秀term で @nifty に
HyperROAD64経由で接続しているんですが、HyperROAD64 に接続して、
そのままハングします。
そのまま起動すれば、今度は正常に接続出来るんですけど、その後の
Windows終了が出来なくなってしまいます。 どうも、接続したときに WAVE を鳴らしているんですけど、それが いけない様ですねぇ。 これを止めたら、正常に動くようになりました。 |
変だったのは(15/Jun/1999) |
秀term で接続時に WAVE音を出すとハングするのは、サウンドドライバを
WDMオーディオドライバから普通のドライバに戻したら正常になりました。 WAVE音が出るのも遅れていたんですけど、それも直りました。 不思議。 |
プロテクタ購入(20/Aug/1999) |
他のノートパソコンと比べてちょっと「やわ」な感じを受けている ThinkPad235
ですが、液晶の部分(というかフタの部分)をプロテクトしてくれるカバーを
作っているのを見つけて早速購入してみました。 購入先は、 ここのカンガルー情報局 です。 I-TWOとかの店頭でも販売している事もあるみたいですけどね。 元は、白アルマイトで、銀ぴかに光っているんですけど、ちょっと黒のボディに はきつすぎるなぁ... と思って、カッティングシートを張り付けてみました。 あ、ちなみに、このプロテクタ自体は、本体とは両面テープとかで張り付けないと 装着できません。 で、カッティングシートですが、黒にしてしまえば、無難な線でいけるんですが、 それではちょっと面白くないので、半透明のグリーンを張り付けてみました。 いかがなもんでしょう? 個人的には、結構上手くいったかなぁ... と思ってはいるんですが、やっぱり IBM のイメージとはちょっと違いますので、そのうち黒にするかもしれませんし、 他の色も、本体が黒なので、いろいろ(赤とかオレンジも良さそう)似合いそうです。 色を変えましたら、また報告します。 半透明の緑色のカッティングシートを張り付けるとこんな感じになります。 |
またもやプロテクタ購入(09/Dec/1999) |
ThinkPadなのに何故か緑色なパソコンだった我が235。 それはそれで結構気に入っていたし、「次は濃い赤色にしようかなぁ... 」とか 密かに考えていたんですけど、つい、上記のカンガルーWEB を見ていて... 黒だしぃ ラバー塗装って、いかにも ThinkPad らしいしぃ 「限定」だしぃ という3要素に、ころっといってしまい、気が付くと購入のメールを 送っていました。 次の週に到着してさっそく装着。 前のプロテクタがちょっと外し難かったんで 今回は軽めに両面テープで接着。 付けた感じは、非常に ThinkPad らしくなりました。 金属の「ひやっ!」 とした感じとラバー塗装の感触で妙に高級感が出ちゃったような感じ。 付けても違和感がありません。 ちょっと指紋とかが付きやすい気がしますが、良い感じです。 唯一の難点は、人の目を引かなくなった事くらいかな。 |
修理(19/Oct/2000) |
大したトラブルもなく働いてくれていた 235 ですが、不具合が無かった
わけではなくバッテリーカバーの開く部分のヒンジが
折れてしまっていました。 まぁ、これくらいなら、普段の使用に支障はないし、使っている時に 突然外れたりするわけでもないので、そのまま使っていたのですが、 ついに修理に出さないといけないような事が起きてしまいました。 スロット3に挿していた PCカードを取り出そうとレバーを押すと どうも出てきません(というか押せません)。 しょうがないので「ぎゅっ」と押したら出ては来たんですが、 それっきり、カードを入れてもレバーが出てこなくなってしまいました。 幸い、LAN カードだったのでコネクター部分を持って引き抜けば抜けた ので、挿しっぱなしになる事は避けられたのですが、スロットが一つ 使えなくなるのは致命的ではないのですが、特徴の一つが欠けるのは なんとも悔しい(!?)気がします。 バッテリーカバーの件もあるので、修理に出してみる事にしました。 EMS に入っているので、修理費がタダになるのも修理に出す気分になった 一つになります。 EMS に入っておいて良かった。 修理依頼は WEB 上から出来ます。 必要事項を記入して取りに来る日時を指定します。 なんと次の日が指定 出来ます。 凄い。 さっさと済ませたいので、次の日の午後に指定します。 依頼は、パソコンの形式名とシリアルナンバーさえ判れば出来ます。 次の日に宅配業者(日通)が取りに来ます。 専用の箱を用意して、 輸送中のトラブルを無くすようになっています。 さすがだ。 修理の状況は、これまた WEB から確認することが出来ます。 僕の場合、土日曜で修理で月曜日に受け取れる事を期待して金曜日に 取りに来てもらいましたが、さすがに土日曜は修理をやっていないらしく 月曜日にサービスに到着し、火曜日に修理完了、水曜日の午前中には 手元に戻ってきました。 修理内容を見ると... マザーボード交換 げ、PC カードスロットが壊れたくらいでマザーボード交換になってしまうのか... てっきり、PC カードフォルダの交換だと思っていたので意外でした。 まぁ、期せずして一番重要な部分が新品になったから喜ぶべきなんでしょうけど、 いろいろ BIOS の設定をしていたのが全て白紙になっているのでそれを設定し直し BIOS のアップデートもしないといけません。(それくらいしてくれても良いのに ねぇ) EMSに入っていなかったら修理費って、幾らになったんだろう... |
現役引退(05/Mar/2001) |
X20 を購入したので、その去就が注目(しないって... )される ThinkPad235 ですが...
海外出張時に使うには断然、X20 なんですが、国内では ThinkPad235 の方が使いやすいかな とも思ったんですが、ファイル等の移動とかが面倒なのと、X20 を持ち歩いてもそんなに 苦にならないという事が判ってしまったので、必然的に 235 は使われて無くなってしまって います。 |
HDD換装とWindows2000(25/Jun/2003) |
だいぶ押入れの中で寝ていた235ですが、通勤途中でもページの作成とか、
アプリケーションの作成とかがしたくなりました。 上でうだうだ書いてはいますが、X20 では、ちょっと大きくて重いので、 結局 235 を持ち歩く事にしました。 それに合わせて手狭だった 4G の HDD も 40G にして、 前からどうも挙動不審だった OS も Windows98 から Windows2000 に してみました。 インストールを行うには、CD-ROM ドライブが必要ですが、手元のドライブは、 USB接続の CRWU-PB88 しかありません。 しかし、このドライブは Windows2000 のインストールには使用出来ないみたいです。 となると、他の方法を考えないとインストール出来ません。 取りあえず簡単に思いつく方法で、
OS のインストールの前に、HDD の載せ変えがあります。 最近の ThinkPad は HDD パックになっていて非常に簡単に換装する事が出来ます。 しかし、 235 ではその様な構造になってなく、ほとんど全分解になって結構 面倒だという 事が、WEBページ上からの検索で判りますが、実際に行ってみると確かに 面倒+難しかったです。 WEB ページ上には、詳しい分解の方法を説明しているところがありますので、 それを参考にしないとバラせないと思います。 それなりに慣れている僕でも、1ヶ所ほど涙が「ぽろっ」と出たところが 出来てしまいました... コネクターからのケーブルの取り外しは慎重に。 載せ変えが終わり、フロッピーからブートして、I386 にある WINNT.EXE を 起動します... STANDARD PC にするのを忘れて途中でハングする事数回。 やっと上手く行きそう... と思ったら、こんな文が。 「有効な Windows NT ディスクが見つかりませんでした。 終了します。」 あれま... WINNT.EXE から起動すると NT からのアップデートになって しまうんですかねぇ... 気を取り直して、Windows2000 の起動ディスクを作成してそれから起動して みます。 「CD-ROM ドライブが見つかりませんでした。 終了します。」 うむ... ダメか。 もう一回 235 をバラして HDD を取り出すのは破壊の危険度が 増してしまうので避けたいところです。 しょうがない、「急がば回れ」 素直に Windows98 をインストールして、そこから Windows2000 にアップデート する手を取る事にしました。 しかし不運な事に HDD には、適当に Windows98 Update 版を入れてしまった(ホントはいけないんだろうなぁ... )ので、 HDD にある 98 をインストールすると Windows95 の CD-ROM とかを 要求されてしまい、やっぱりインストール出来ない事は目に見えています。 よくよく CRWU-PB88 の取説を見ると DOS のドライバ(イネーブラ)は あるみたいです。 そこで、Windows98起動ディスクをそのドライバ対応にして 起動... CD-ROM が見えています。 これで無事 Windows98 のインストールが 出来ました。 Windows98 起動後にそのまま Windows2000 のアップデートをします。 余計なモノは引き継ぎたくなかったので、新規でインストール... ここで軽い失敗。 Windows98 の Windows フォルダを WINDOWS で作ってしまったために、 Windows2000 のWindows フォルダを WINDOWS にする事が出来ません。 という事で WINNT フォルダになってしまいましたが、インストール出来ないよりは 全然問題無いレベルなので気にしない事にします。 しかし、てこずりました。 このインストールだけで半日かけてしまいました。 インストールは、不明なデバイスが出る事も無く終了します。 後は膨大なパッチを 当ててベースが出来上がり。 その後、必要なソフトウェアをインストールして 普通に使える状態にします。 使ってみた印象ですが、Windows98 に比べて Windows2000 はメモリを 160M に している事、HDD の転送速度も上がっている事もあってか、重たくなったという印象は ありません。 サスペンド/レジュームや、PC カードの取り外しも 98 より早い感じ。 唯一、気になったのが、電源のオプションで「モニタの電源を切る」の設定を すると、キー操作などで画面が復帰しなくなる事でした。 いろいろ試した結果、電源のオプションにある「モニタの電源を切る」と、BIOS の 設定にあるモニタの電源を切る設定の両方を設定しているとおかしくなるみたいなので、 電源オプションの設定を使わないで BIOS の設定にあるモニタの電源を切る設定を 使う事によって、起きなくなりました。 OS の安定度は 98 よりも全然良いし、バージョンアップして良かったと思っています。 |
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