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事の始まり
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「え゛... IBM が PC部門を売却... 」
↓
「やばい... IBMクオリティのノートパソコンが買えなくなってしまうかも... 」
以上。
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さて、何を買いましょ
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根本的に間違っている様な気もしますが、気にしない事にして...
X20 をデスクトップ代わりで使っていましたので、これを交代させる事を考えます。
そうなると、ThinkCentre でも良い様な気が一瞬しましたが、やっぱり ThinkPad が
欲しい。
既に X40 は持っているので、Xシリーズを買うのはさすがに気が引けますし、
使う用途が無いので、ホントにコレクションになってしまいます。
となると、現行商品では... T シリーズしかありません
（RシリーズやGシリーズは眼中に無いらしい）。
次の選択は、T42 と T42p のどちらを選ぶかとなるわけですが、違いは、
CPU / グラフィックアクセラレータ / 液晶解像度 です。
僕の用途からして CPU パワーが欲しくなる事はあまり無く、グラフィック
アクセラレータが良くても意味無いし、液晶解像度が 1600x1200 で使えるのは
ちょっと魅力的だったんですが、T42 と T42p は、同レベルの仕様では値差が
10万円近くあり、その差を埋めるくらい魅力的かと言われると... という事で、
T42 に決定。
次に悩むのはディスプレイサイズですが、解像度は同じですが、大きい方が良いので
すんなり 15インチに決定。
CPUは、上で書いた事と矛盾する様な気もしますが、交換が効かないので
選べる一番速いやつを選択したい。
（訂正：T42はCPU交換出来ますね。失礼しました。）
HDD は、80G は欲しいよなぁ...
メモリも 512M よりは 1G は欲しいなぁ...
なんて選んだら、2373BUJ が残りました。 ホントは、マルチバーナードライブは
既に持っているのでドライブレスで良かったんですけど、カスタマイズモデルでも
その設定は無く、CD-RW/DVD ドライブにしてもあまり値差が無いので、
気が付かなかった事にしておきます。
ClubIBM 価格で買えるキャンペーンの罠に見事にかかったふりをして、
「ポチっとな」と、注文のボタンを押したのでした。
据え置きを主に考えていたので、一緒にポートリプケータⅡも注文しました。
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恒例の比較してみよう
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X40 のところで作った表に T42 を足してみます。
| 項目 | ThinkPad T42 | ThinkPad X40 | ThinkPad X20 | ThinkPad 235 |
| CPU | Pentium-M
745 1.8G | Pentium-M
1G | Pentium3
-600MHz | Pentium
-266MHz(MMX) |
| RAM(標準) | 1.0Gbytes | 128Mbytes | 128Mbytes | 32Mbytes |
| RAM(最大) | 2.0Gbytes | 1280Mbytes | 320Mbytes | 96Mbytes
(160Mも可能) |
| チップセット | 855PM | 855GME | 440ZXM, PIIX4M | Fire Star PLUS FireLink |
| ビデオ | ATI MOBILITY RADEON 9600 | 855GME内蔵 | ATI Rage Mobility M | Chips & Technologies 65555 |
| ハードディスク | 80.0Gbytes | 20.0Gbytes | 20.0Gbytes | 4.0Gbytes |
| I/F USB | 2ポート(2.0) | 2ポート(2.0) | 2ポート(1.1) | 1ポート(1.1) |
| I/F 拡張ポート類 | ウルトラベイ・スリム | × | ウルトラポート | × |
| I/F ライン入力 | × | × | ○ | × |
| I/F ヘッドフォン出力 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| I/F マイク入力 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| I/F ディスプレイ出力 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| I/F RJ11（モデム） | ○ | ○ | ○ | × |
| I/F RJ45（LAN） | ○ | ○ | ○ | × |
| I/F パラレル | ○ | × | × | ○ |
| I/F シリアル | × | × | × | ○ |
| I/F 赤外線ポート | ○ | ○ | × | ○ |
| I/F PS/2ポート | × | × | × | ○ |
| I/F TV出力 | S端子 | × | × | × |
| PCカードスロット | Type II / I×2 or III×1 | Type II / I×1 | Type II / I×1 | Type II / I×2 or III×1
Type II / I×1 |
| CFスロット | × | × | Type II×1 | × |
| SDカードスロット | × | SDIO対応×1 | × | × |
| Bluetooth | ○ | × | × | × |
| ワイヤレス | IEEE802.11a/b/g | IEEE802.11b | × | × |
| ディスプレイ | 15.0型TFT液晶FlexView
(1,400×1,050ドット, 1,677万色)
| 12.1型TFT液晶
(1,024×768ドット, 1,677万色)
| 12.1型TFT液晶
(1,024×768ドット, 1,677万色)
| 9.2インチTFT液晶
(800×600ドット, 262,144色) |
| 寸法 | 329.0(W)×
268.0(D)×
31.0-36.0(H)mm
| 268.0(W)×
211.0(D)×
20.6-26.9(H)mm
| 279.4(W)×
226.8(D)×
24.9-30.2(H)mm
| 235.2(W)×
173.2(D)×
33.7(H) mm |
| 容積 | 3174cm3 | 1340cm3 | 1750cm3 | 1370cm3 |
| 質量 | 2.70kg | 1.24kg | 1.60kg | 1.25kg |
| バッテリー使用時間 | 3時間48分～4時間06分 | 3時間30分 | 3時間50分 | 2時間 |
容積は、寸法から計算してみました。 概算です。
ちなみに、保有 ThinkPadを比較すると、こんな感じ。 上から、235, X40, X20, T42 です。
パッと見た目でも T42 が、圧倒的にでかい。 一回りとかいう単位(!?)ではなくでかいです。
サイドを見ると、造形的には X40 が一番スッキリしていて格好いいかも。
T42 は、液晶上面（閉めた時の手前側）が斜めに切られているのが、ちょっと
野暮ったいと感じます。
サイド面を見ると X40 だけカードスロットが逆側に付いている事が判ります。
さて、見た目だけでは無く、上の表からも、全てに関して過去に所有した ThinkPad を
色んな面で完璧に凌駕しています。
容積なんて他の2倍以上。 それを裏付ける様に届いた箱を開けて本体を見た最初の感想は、
「でかぁ～ぃ」
でした。 箱から取り出そうと持ってみたら、バッテリーも付けていないのに、
「おも～ぃ」
一応、IBM ではモバイルパソコンに分類していますが、これを持ち運ぶのは...
たまに... 週に１回とか、月に数回なら許せますが毎日はかんべんかも。
選んだ液晶が14.1インチモデルよりも一回り大きい 15インチなので、筐体も一回り
大きくなってしまっているから、余計でかさを感じさせています。
キーボードは、以前購入した USB キーボード UltraNav付き のキーボードと同一で、
まるっきり同じ感覚で入力出来ます。 逆に言うと新鮮味が無いのが寂しかったり
して。（贅沢？）
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思ったよりも... １
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プロセスが違うとはいえ、CPU が、X40 の 1G に対し、1.8G と約 2 倍にはなっていますが、
あまり変わらないだろうなぁ... と思っていたんですけど、これが結構速い。
もう、X20 とは全然比べモノになりません。
X40 と比べても HDD の差もあり、処理は全然速いです。
会社では Pentium4-3.2G のパソコンを使っていますが、それと比べてもあまり気に
ならないくらいの体感速度です。
まぁ、使用用途が、大したことではないからかもしれませんが。
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思ったよりも... ２
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FlexView と銘打っている液晶ですが... 「おぉ！」というような感動は...
ありませんでした。
確かに、斜め方向から見ても結構ちゃんと見えたりするので、そういう面では良いんですが、
僕の実使用上では、恩恵がありません。
発色とか良いのかなぁ... と、密かに期待度が高かったので、ちょっとがっかり
なんですけど、期待する方向性が間違ってましたかねぇ。
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微妙に不便
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USB ポートは左側に２つ付いています。
マウスを接続して使いたい場合、右利きなら当然右にマウスを置きます。 ちょっと
不便かも。
確かに、ウルトラスリムベイが左側に付いているのでスペース的な余裕が
無いのかもしれませんけど。
X40 がウルトラベース付きで考えると
USB ポートは左右に一つ。
ウルトラスリムベイは左側。
ですから、同じ 40 シリーズの T42 もそれに合わせて、左右を逆に配置しても
良いのに... とか思います。
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キーボード交換(25/Jul/2010)
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あれ... 無変換キーが変な方向を向いている...
メモリ増設時に無理な力がかかったのか、無変換キーのパンタ部分のポッチが
折れていました。 まぁ、普段使わないから良いと言えば良いんですが、
左手下辺りにあるキーなので、手が引っかかってその度にキーが変に浮き上がって
しまいます。 つまり、邪魔。
こいつにはもう少し頑張って貰うつもりなので、キーボードを交換する事に
しました。
若松に注文して程なくして着たーボードは、付いていたキーボードとは
メーカーが異なる様で、キータッチも打音も全く違います。
オリジナルはクリック感のある感じでしたが、新しいのはクリック感が無く
スコッと入力出来る感じ。 好み的にはオリジナルの方か良いかな...
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