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SONY VAIO S


一番新しいお話へ

久々に買い換え
まぁ、使用用途の80%位に関しては全く使用に問題の無かったT42。
ただ、やっぱり最近のコンテンツである動画などを見るとCPUが処理に追いついていないのが 良く判ります。 また、起動時間が結構長くなり(起動して10分位HDDがなんかガリガリやってる)、 それもストレスの一因になっていました。

でも、なかなか買い換えたくなるググッとくるパソコンが無いんですよねぇ。 しかも壊れている訳でも無いので緊急性も無いしなぁ。 なんて思いながら、たまにパソコンの新製品を見ていました。 同時期にパソコンを買い換えているにょ〜ぼ も同じような感じ。

が、

なんか解らないんですけど、「スイッチ」が入ってしまいました。 買い換えの。
値頃感があるとか消費税が上がりそうとか、理由とすれば色々あるんですけど、まぁ、 結局は、長年の積もり積もった不満がこぼれ出した(決して噴火したではない)という感じです。

次もノートパソコンをメインで使う事にしていますので、各社のを参考にして... 結局VAIOに。 据え置きとして使うならVAIO Eでも良いんですが、実物を見るとなんか野暮ったい。 なんて言うか、締まりが無い感じ。 見ていた(価格調査とも言う)店で、その隣に置いてあったのがVAIO S。 ディスプレイの薄さがなかなか格好いい。 携帯性も考えているシリーズなので、VAIO Eの様に締まりの無さを感じる事もありません。

一緒に品定めをしていた にょ〜ぼ も「良いんじゃない」という事で、初めての夫婦で (BTOだから、装備に多少の差はありますけど) 同じパソコンを購入する事になりました。


恒例の比較とかしてみる
T42と比較してみます。

項目 ThinkPad T42 VAIO S
CPU Pentium-M
745 1.8G
Core i7-3612QM
RAM(標準) 1.0Gbytes 8Gbytes
RAM(最大) 2.0Gbytes 12Gbytes
チップセット 855PM HM76 Express
ビデオ ATI MOBILITY RADEON 9600 NVIDIA GeForce GT 640M LE GPU
ハードディスク 80.0Gbytes 128.0Gbytes
I/F USB 2ポート(2.0) 3ポート(2.0x1, 3.0x2)
I/F 拡張ポート類 ウルトラベイ・スリム ポートリプリケータ
I/F ライン入力 × ×
I/F ヘッドフォン出力
I/F マイク入力
I/F ディスプレイ出力
I/F RJ11(モデム) ×
I/F RJ45(LAN)
I/F パラレル ×
I/F シリアル × ×
I/F 赤外線ポート ×
I/F PS/2ポート × ×
I/F TV出力 S端子 ×
PCカードスロット Type II / I×2 or III×1 ×
CFスロット × ×
SDカードスロット ×
Bluetooth
ワイヤレス IEEE802.11a/b/g IEEE802.11b/g/n
ディスプレイ 15.0型TFT液晶FlexView
(1,400×1,050, 1,677万)
15.5型ワイドTFT液晶
(1,920×1080, 1,677万)
寸法 329.0(W)× 268.0(D)× 31.0-36.0(H)mm 380.0(W)× 255.4(D)× 23.9(H)mm
容積 3174cm3 2320cm3
質量 2.70kg 1.89kg
バッテリー使用時間 3時間48分〜4時間06分 5時間30分〜8時間

VAIO SはT42と比べると見た目通り、明らかに一回り小さいです。 ディスプレイもインチこそ4:3と16:9のアスペクト マジックで同じですが、 天地方向がかなり狭くなりました。 ただ、表示面積としては同じくらいかもしれません。
個人的にはパソコン画面は4:3だと思うんですがね...
従来のノートパソコンでは必須アイテムだったPCカードスロットとかモデムを内蔵しないところに時代の流れを感じたりします。


構成とか
自分の選択した構成は、
  • CPUはCore i7-3612QM。
  • HDDよりはSSD。 ただ、ちょっと高額なので128Gバイトを選択。
    ちなみに にょ〜ぼ はこだわり無く容量だけ増やしたHDD 1Tを選択しています。
  • メモリはオプション選択の制限で必然的に8G。 にょ〜ぼ は12G。
  • ドライブはBDドライブを選択。
  • 容量の少ないSSDを補うためにポート リプリケータを追加。
という構成を選択してみました。 色は今まで「ノートパソコン=ThinkPad=黒」な人だったんですが、 ThinkPad卒業記念(!?)という事で銀色を選択してみました。
SSDはもう少し大きな容量の方が良かったんですけど、価格差がありすぎて躊躇した結果です。 ただ、すっかり盲点だったのが、リカバリ領域で20Gほど取られるので、実際に使用出来るのは100G以下になります。
そう考えると、無理してでも256Gにしておけば良かったかも...


さて、セットアップ... あれ?
モノは平日に到着しましたが、平日にセットアップを行うと寝られなくなるので、週末まで漬け込んでおきます。
で、週末にセットアップ開始! 先ずはWindows Updateから... 再起動... パスワード入力... あれ... デスクトップが 出てこない... 電源OFF... "Operating System Not Found"...

リカバリ エリアを使った起動でも同様。 リカバリ ディスクも作っていなかったので、全く何も出来ません。 困った。
が、しかし、お向かいで同じようにセットアップしている にょ〜ぼ パソコンも同じ機種。 これのリカバリ ディスクが使えるはず。
にょ〜ぼ に頼んで、リカバリ ディスクを作成してもらいます。 リカバリだけでもBDディスクで1枚必要になるくらい巨大なファイル群で 作成には2時間程かかりました。

作ってもらったリカバリ ディスクでリカバリ... 終了... Windows Update... 再起動... パスワード入力... 今度は大丈夫そうです。 何だったんだろうか? この先、ちょっと不安。

取りあえずそれ以降は不穏な動きは全く無く、せっせとアップデートと必要なソフトのインストールと必要なデータの移し替えを行いました。 これで、ほぼ1日仕事。

今までのWindows XPからWindows 7に変わって今まで使っていたソフトウェア類、特にフリーウェア類が動かなくなると非常に不便なんですけど 今のところ、動かなかったソフトウェアは無し。 自作のツールも動きました。


リカバリ ディスク
今時のPCらしく、リカバリ ディスクは付属していません。 今回の様な事もあるので、リカバリ ディスクは付属した方が良いかと思いますが。
で、自作リカバリ ディスクですが、先にも書いた通りBDでないと1枚にならない位の容量があります。 DVDだと6枚にもなります。 あと、USBメモリでもリカバリ出来る様なので、これだったら、少しは楽かもしれません。
出来たディスクに関しては手書きでディスク名を書き込む事になりますが、プリンタでのCDラベル印刷を出来る人は結構多いと思いますので、 メーカでレーベル位作ってwebとかに置いてあっても良いかなと。

せっかくメーカ製のを買っているのだから、それ位の事はしてくれても良いと思うんですけどね。


ちょっと触って感じたこと
ポート リプリケータと本体の接続端子は本体側の隠しフタを外して取り付けます。 フタは完全に取り外せるので、気をつけないと 無くしそうです。 ThinkPadならシャッターでそんな風にはしないだろうなぁ。
また、そのリプリケータと本体の接続もコネクタが刺さるだけで何のロックもありません。 しっかりロックされるT42のリプリケータが なんか、頼もしく感じます。

キーボード照明は明るいとキートップ文字部分が透過して光り、キーの隙間からも光りが漏れるので、かなりキートップ文字が見えなくなります。 デフォルトでは電源使用時は常時点灯になっていますが、展示品のキーボード照明をみて「格好いい」と言っていた にょ〜ぼ も常時点灯は止めてます。

キータッチは、このテキストを書いている限りでは特に違和感はありません。 慣れの範囲だと思います。
キー配置がT42と全く異なるので、無意識に手が行ってしまうDeleteとかは「誤爆」している最中。
特に位置が異なるPage Up/Downは独立キーであるだけ良いとしても、ちょっと遠い... Home, End 辺りと位置を交換して欲しいです。

自分のパソコンと、にょ〜ぼ のパソコン(それまでは VAIO type M を使っていた)もかなり小さくなったので、 机の上がかなりスッキリしました。


再リカバリ(29/Jly/2012)
貴重なSSD領域をリカバリ領域で20Gも取られていてもったいない状態なVAIO君ですが、 色々調べるにリカバリ領域無しでリカバリ(ややこしいな)することも可能だったらしい。 しまった、リカバリする際にもう少しちゃんと調べるべきだった。
更に加えて、先の作業では素直にリカバリをしてしまいましたが、修復なんていうのもあったらしい。 まぁ、それでちゃんと起動するかはもう判りませんが、作業時間短縮には、なったかもしれません。 下調べは重要ですね。

で、過去のことはさらっと忘れたつもりになって、まずはリカバリすると再セットアップになって面倒 なので、再セットアップの必要が無い現状の環境からリカバリ エリアを消滅させる方法を取ることに。
パーティション操作アプリケーションでリカバリ エリアを消してみましたが... エラー... ダメだ。
更に調べるにコマンドでゴリゴリやればいけそうな感じもしましたが、 その後の取り扱い等々、色々と面倒になってきたので、素直に再リカバリをする事にしました。
とは言うもののリカバリ領域が無くなるわけではなくて、それでも1.6G「も」リカバリ領域として 取りやがります。 不思議な仕様だ... まぁ、ここら辺が絶対に納得出来ないのなら、 素の構成を取るノートパソコンを購入すれば良いわけですが。

うだうだ考えていてもリカバリ領域は消滅しないので、VAIOレスキューから リカバリ領域の無い設定でリカバリをし直します。 色々腑に落ちない点はありますが、結果としてCドライブ領域は20Gバイト程増えました。 取りあえず良しとします。

リカバリが終わった後は恒例のWindows updateなんですが、今回もやっぱりWindows updateした後の起動で ログイン画面のままデスクトップが出ない症状が出ました。 「またかよ〜」と思いつつ強制電源OFFして起動させると、今回は素直に修復して起動。 良く判らないですねぇ。

そっから半日程かけて、元の環境に戻りました。 気のせいかもしれませんが、先の再セットアップでの環境よりも動作がキビキビしている様に感じます。 また、VAIO updateで更新したファイルも以前より少ない気がするんですが... 気のせいですかねぇ?


CPUファン(08/Jun/2014)
だいぶ古い話ですが。

昨年末、CPUファンから「カタカタ」と音が出る様になってきました。 ただ何かの拍子に収まる事もあり、様子見状態だったんですが、次第に収まる事無く 常時「カタカタ」する様になってきました。 年末という事もあり、早めに修理に出さないと 修理時間がかなりかかってしまいます。 サービスに電話して修理の段取りをしました。

修理に引き取られるまでカタカタいわせながら使っていました。 で、ふと気が付きました。 VAIO CareにCPUファンの診断があることに。 試しにやってみる事にします。
何回かやってみても「正常」と診断されるんですが、ちょっと異変が。 それは、診断をする度に明らかにカタカタ音が減ってきています。
「もしかすると、直る?」
とか思いながら、また繰り返していたら... 全くカタカタ音がしなくなりました。
このままでは修理に出しても「再現せず」で終わってしまう可能性が大きいので、引き取り当日に キャンセルの電話をして様子見する事にしました。

それから半年程経ちましたが、再発せず。 さて何時まで保つかな...


 
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