3月8日に勝沼・甲府に行ってきました。
勝沼といえば、ぶどう/ワインですけど、今回の目的は駅のチラシで見つけた大日影トンネル遊歩道が勝沼ぶどう郷駅近くにあるらしいので、トンネルを歩きに行ってみました。
勝沼まではホリデー快速ビューやまなしを使いました。 この電車は三鷹駅を9時19分に出ますので自宅で朝食を食べてからでも十分間に合います。
妙にノンビリ走る快速電車は三鷹駅から約1時間半くらいで勝沼ぶどう郷駅に到着、駅を出て左手、新宿方向に進みます。 駅を出て直ぐに電気機関車が静態展示してあり(屋根が無いから直ぐにボロボロになりそう... )、その先、工事中の展望所の横を通って階段を上がるとトンネルに着きます。
トンネルはほぼ当時の姿らしく、線路とかもそのまま残されている様ですが、架線が取り外されて代わりに電灯が付き、トンネルの両端が歩き易い様にアスファルト舗装されています。 が、たまに突起物があるので、上ばかりを見て歩くとそれにつまずきます。
トンネル内は基本的にレンガ積み。 明治時代に出来たトンネルなので全て手積みのはずなんですが、かなり綺麗に積まれています。 トンネルの至る所が黒くなっていて、これは蒸気機関車の吐いた煤らしく、歴史の長さを感じさせます。
トンネル長は約1400mで、途中の待避所にある説明とかを見て歩くとだいたい30分くらいかかります。 トンネルを抜けるとその先のトンネルはワインカーヴのはず...
なんですけど、工事中とかで、トンネルを抜ける事が出来ませんでした。 まぁ、こんな状態を見られるのもそうそう無いとポジティブに考える事にして、トンネルを引き返しました。
トンネルは駅からは上りなので、帰りは下りで楽なはずだったんですが、この日は駅方向から風が吹いていて帰りは向かい風になり、行きの方が楽でした。 トンネルの往復で丁度1時間でした。
トンネル見学の後は、近隣のワインの丘に行く事にしました。 地図上ではかなり近いんですが、間が谷になっているので、上り下りがあり、それなりに時間がかかります。
ワインの丘で昼食をとり、地下のワインカーヴをさらっと見学した後は、駅に戻って行った事が無い甲府に向かいました。
勝沼から電車で30分程で甲府に到着。
適当に歩いていると商店街を見つけたので、商店街を散策。 商店街の入口には万年筆のお店が。 なかなか珍しいお店がありました。 地方都市の駅前は寂れているところが多いですが、甲府はちゃんとした商店街になっていて、楽しめました。
商店街を歩いた後は、近隣の舞鶴城公園へ。
武田家の城?とか思ってしまったんですけど、その時代よりももっと後に築城されたらしいです。 天守跡からは甲府の街が一望出来、この日は富士山もくっきり見えました。
ここらへんで、エネルギーが尽きてきたので終了。 甲府からは特急で三鷹に戻りました。