富岡・高崎

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8月25日に富岡・高崎と行ってきました。

行きの高崎までは時間を金で買って新幹線。 そんなに混んでいないだろうとか思って自由席にしましたが発車10分前位でかろうじて2人並んで座れる3人掛けが1ヶ所空いていただけで、その後も続々と人が乗ってきて発車時には通路に人が立っている位でした。

50分程で高崎に到着。 駅ビル内のレストランで「初めて作ったんですよぉ」って おばちゃんに言われたハイボールを飲みながら昼食。
高崎から富岡までは上信電鉄を使いました。 上信電鉄では高崎、上州富岡間の往復キップ(帰りは1回途中下車可能)+富岡製糸工場の入場チケットが「富岡製糸場見学往復割引乗車券」として発売されていますので、それを利用しました。

高崎から松本零士色いっぱいの電車に乗って35分位で上州富岡に到着。 駅からは徒歩で15分位。 途中の街は... な感じ。 ちょっと寂しい。

溶けそうな暑さの中、富岡製糸場へ到着。 通常は解説が1時間毎にある様ですが、当日はそれ以外の時間も増やしているらしく、程なくして解説が始まる様だったので、それに参加。 暑い中、富岡製糸場の基本的な説明をして頂きました。

IMG_1674.JPG上の画像は資料館の中の展示。 手前にあるのが創業時に使われていた繭です。 奥に見えるのが現在の繭。 手前の繭はピーナッツの様な形で、大きさも小ぶりです。 繭って、ずっと変わっていないとモノだとばっかり思っていました。

木骨レンガ造という珍しい建物構造や、西洋建築をそのまま取り入れていない繰糸場(そうしじょう)のレンガ+瓦葺きという和洋折衷な作りが時代を感じました。

近くのカフェで休憩して富岡駅に戻り、電車で高崎に戻ります。

次は、丁度この日に行われていた万灯会(まんとうえ)を見に西口のバス停へ。 市内循環バス「ぐるりん」の観音山コースと同じバス停から臨時便が出ていたのでそれに乗りましたが、かなりの混雑ぶりでした。 「石段下から歩くと結構きつい」と案内の人が言っていたので、素直に観音山頂までバスで行きます。

観音山頂から、懐かしい雰囲気の参道を歩いて観音像へ。 近くで見ると予想より遙かに大きな像でした。 中も登れるらしいので入ってみると発光リングを購入すると無料で見られる(通常300円、発光リング100円)と言うので、しおりん推し色の発光リングを購入。 所々にある像内の窓からは綺麗な夕日が見られました。

IMG_1720.JPG像内の階段は結構急で、膝に来ます。 像を降りて境内を歩いていると日が暮れて来て、暮れてくるに従って灯明の灯りが徐々に際立ってきます。

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観音山頂の広場まで戻り、そこからも徒歩で下る事にしました。 灯りがあるといっても、それ以外の街灯はほとんど無いので、明るさに慣れた現代人にはなんとも頼りない明るさです。 皆さん、懐中電灯持参でした。

石段下まで歩いて、そこからバスに乗ろうと思ったんですけど、誘導をしている方から「山頂で満員になって降りてくるから、ここからでは乗れない事が多いよ」と教えてもらったので、あきらめて徒歩で駅に向かう事にしました。
駅へ向かって歩くと、その道にも灯明が置いてありました。 暫く歩いていたらタクシーの営業所があり、丁度配車待ちの車が1台止まっていたので、それに乗り込んで駅へ。 助かった。

高崎駅で夕食後、帰りも時間節約で新幹線を使いたいんですが、1時間も立っているのは嫌なので指定席を取ろうと思ったら、次の新幹線は満席。 結局40分待ちでその次の新幹線で帰る事に。 時間が来てホームに行くと高崎から8両増結の新幹線で自由席でも十分座れました。