千葉横断

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11月22日に行ってきました。

以前、行こうと思ったら小湊鐵道が一部区間不通になってしまって横断出来ない状況だったので違うところに行きましたが、無事不通区間が開通して 横断出来る様になりましたので行ってきました。

以前調べた時には新宿からの特急「新宿さざなみ」の1号か3号で横断出来る様だったので時間的に楽な3号で... と思っていたんですが、時刻表を調べ直すと小湊鐵道がダイヤ改正をしたらしく、3号では横断に時間がかかってしまうことがわかりました。 必然的に1号で行くしかないようです。

当日は早起きして 新宿さざなみ1号に乗ります。 今回も割引キップを使いましたが、購入時はあまり席が選べず「混んでるなぁ」と思ったんですが、いざ乗ってみると2~3割程度の乗車でした。 割引キップだったので、席が選べなかっただけだった様です。
新宿から1時間程で五井駅に着きます。 五井駅の小湊鐵道の乗り換え口から一気に昭和の世界に入ります。 紅葉時期ということで、思ったよりも多くの人が乗り換えていました。
乗る予定の気動車は既に3両編成でホームに止まっていましたが、もう1両増結するとのことで、連結まで暫し待ちます。

IMG_5577.JPG増結のために貫通扉が開いています。 連結の場所では沢山の人が集まっていました。

増結時はあえて増結する程は混んではいませんでしたが、五井駅に内房線電車が到着する度に乗客が増えていき、発車時は立っている人で反対側が見えない程になりました。
殆どの人が養老渓谷まで行くようでしたが、途中駅でもそれなりに降車があり、段々立っている人が減っていきます。 養老渓谷駅を過ぎると、先ほどの混雑が幻だったかと思う位に居なくなり、僕らの乗っていた車両には、僕ら以外には2名乗っているだけでした。

途中駅の改札で時間がかかって約5分遅れで上総中野駅に到着。 隣のホームには いすみ鉄道の車両が止まっていました。 ここでも車両を撮る人が多かったです。

IMG_5594.JPGキハ28+キハ52の古参編成です。 キハ28はこの後の団体用になっていたので、乗れるのはキハ52のみで、1両ではちょっと多めのお客さんを乗せて出発します。 約30分で終点の大多喜駅に到着します。 駅では、社長さんの姿も見えました。

ここで11時過ぎになったので、先ずは昼食を... 駅前にはめぼしい所は無く、駅から少し歩いた街道筋へ出ます。 蕎麦屋さんとトンカツ屋さんを見つけましたが、匂いにつられてトンカツ屋さんへ入ります。 カラッと揚がったトンカツを特製ソースで頂いて、満足、満足。

駅前の観光センターで貰ったマップを頼りに町歩きをします。 所々に文化財指定された建物がありますが、基本的に室内の見学は出来ない様で、ちょっと物足りない感じです。
豊乃鶴酒造でピンクの にごり酒を購入。(購入は、ちょっと入り難いですが、門を入った敷地内の奥になります。)

どっかのコテージ風なホテルかと思ってしまう様な外観の大多喜小学校を見学後、メキシコ通りを歩いて大多喜城に向かいます。 城自体は想像復元で見るべきものではありませんが、その中の博物館(千葉県中央博物館 大多喜城分館)では甲冑の特別展がされていました。 帰りの電車の都合で時間があったので、説明を聞く事に。 正直、甲冑には興味が無かったんですけど、説明を聞くと時代毎の特徴や構成の変遷が面白く見えてきます。

帰りは大多喜高校経由で城を降ります。こちらは急坂で登るにはチョッと厳しく、行きは自動車道を通った方が良いようです。

駅に戻って駅前にある天然ガス記念館に入り珈琲タイム。 大多喜ガスの映像を見て休憩します。 天然ガスが噴出しているのは知識としてはありましたが、普通に都市ガスとして供給出来る位噴出量が多いんですね。 ここは自動照明なので映像をジッと見ていると動きが無いために照明が消えます。 たまに動いて自動照明に認知させることをお勧めします。 ここの入口にある受付には

IMG_5615.JPG人形が置いてあります。 何か怖いです... あ、ここの椅子は国立競技場で使ってたのをそのまま譲り受けて使用している様です。

時間になったので、大多喜駅始発の気動車で大原駅に向かいます。 車内は部活動帰りの中高校生が多く、思ったより多くの人を乗せて発車します。 途中、有名な鉄道写真ポイントの紹介とか、ムーミン谷で減速したりとか半観光列車の様でした。

大原駅で30分程待って、新宿わかしお号に乗車。 こちらは1車両に僕らを含めて6人しか乗っていませんでした。 文字通りの空気輸送。 そのため、マッタリと帰ることが出来ました。