2018 OPENING ~新しい青空へ~

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その日は突然やって来ました。

15日 月曜日。 この日は朝から体調が悪くて、朝からずっと寝ていました。 昼からは会社に行こうと思っていたんですが、体調が持ち直さなかったので会社に休暇を伝えて、再び寝る前にチョッとTwitterを見てみると、

「杏果、マジかよ」

とかいう書き込みが。 え、何が起きたの? 公式サイトは既に接続出来ず、google先生に「杏果」でお尋ねするとニュースサイトが出て来ました。

「有安杏果さん、ももいろクローバーZ卒業」

...日本語が理解出来ませんでした。 何言っているんだろうかと。 寝るどころではなく、google先生に訪ねてTwitterを見まくりますが、信じられない。 体に加えて心も不良になったまま、川上さんの「ひとりふんどし」に5人が出るということで、その開始を待ちます。
番組に出て来た5人は見た目は笑顔でしたが、特に夏菜子ちゃんの笑顔はいつものような輝きがなく、「喪失感」がありありと見えました。 21日にラスト・ライブということが発表され、チケットの抽選登録などをしますが、正直、まだ上手く理解出来ません。

そのラスト・ライブの抽選発表が木曜日で、余裕の落選。 こういう所で引きが悪いなぁ、ラストは見送れないのかと思っていると、いつも付き合ってもらっている呑み仲間から「チケット1枚余っているので、どうですか?」という助けの声がけが。 その方は僕と直接連絡を取ることが出来ない方だったので、連絡が取れる人づてで連絡をくれました。 嬉しいですね。 そこまでして、連絡を取ってくれるというその優しさが。

そうしてラスト・ライブ、「ももいろクローバーZ 2018 OPENING ~新しい青空へ~」に参戦出来ることになりました。

当日の21日は、その誘ってくれた方と入場待機列で落ち合います。 スタンディングなので、軽装にしたかったから上着はパーカーのみだったんですけど、日陰だったので、待ち時間がちょっと寒い。 暫くして入場。 ひらがな列だったので、ステージは遙か向こう、映像用カメラが丁度良い位置にあって、余計ステージは見えない感じ。 非常にリアルなライブビューイングになる予感でした。 そして定刻通り始まります。 佐々木敦さんの演出であることが直ぐに判るオープニング。 そしてOverture。 1曲目は「Z伝説」。 もう歌えないかもしれない歌です。 衣装は杏果ちゃんのインフルエンザで紅白に5人で着て出られなかった、あの衣装です。 これが判った瞬間にグッときます。 こらえます。 米ちゃん、仕立て直したんですね。
その後も杏果ちゃんがメインになる曲が続きます。 もう、1曲1曲をかみしめていくしかありません。 途中2回、トロッコで会場を巡ったときは、通り道のエリアの前から4~5列目位だったので結構至近になり、2回とも杏果ちゃんがこちら側で手を振ってくれました。 お別れをしに来た感が一気に出ました。 来れて良かった。
曲は「白い風」「灰ダイ」と、封印されそうなのが続きます。 切ない。 そして曲が進むということは、終わりが近づいてきます。

4人から杏果ちゃんへのメッセージ。 グシャグシャに泣いている れにちゃんでグッときますが、こらえます。 でもやっぱりダメなんです。 今までもそうなんですけど、夏菜子ちゃんのコメントはダメなんです。 こらえられないんです。 国立が決まったときとか、富士見市での春一での最後の挨拶とか今でも円盤見るとウルっと来ます。 その夏菜子ちゃんが話していきます。

「本当は10周年は5人で迎えたかったです。」

あぁ、もうダメです。 涙腺崩壊です。 僕の周りも、まるでスイッチが入ったかの様に一斉に涙腺崩壊しています。 万の単位の人が一斉に。 追い打ちもかけられます。

「叶わない夢もあるんだなって感じてる」

涙の止め方が判りません。 こんな弱気な夏菜子ちゃんが、モニタに滲んで映ります。 ダメだ、ダメすぎる...
そして、追い打ちをかける様に歌のプレゼント。 「新しい青空へ」前山田さん作らしいのですが、やっぱり、この人でないとダメですね。 「ありプレ」を全力で歌います。
そして、杏果ちゃんの挨拶。

「奇跡の5人とか言われるけど、この4人とモノノフさんだと思っています。」

1モノノフ、モモノフからすると、やっぱり奇跡の5人は目の前の5人です。 「奇跡」は、その各個人の間柄だと思うんです。 偏りがなく、上手い具合に補い合う...それが「奇跡」だったんです。
そして...杏果ちゃんが去ります。 あぁ、終わってしまった...

ちょっとしんみり状態に 喝 を入れてくれたのが南ピー。 こういうサポートをしてくれる先輩がいるのが ももクロ の強みです。 10周年記念ライブが東京ドームで行われることが発表され、ちょっと落ち込んだ雰囲気を持ち直し、4人で「あの空」。 違和感ありあり ですが、これはしょうがないですね。

終演後は、いつもの様に呑み会。 知ったメンバーで呑みますが、店内に気を利かせたつもりで ももクロ+杏果ちゃんソロ曲 が流れているので、微妙に気落ち。 まぁ、それでも人と話すとモヤモヤが少しずつ晴れてきます。 助かります。

呑み会途中でAEページを見ると、それまで緑っぽかったのが、自動設定で箱推しのピンクっぽい感じになっていました。 ももいろクローバーZなので、当たり前なんですけど、なんか新鮮といか違和感というか。

2012年から5年位、杏果ちゃん推し、モモノフとして色々楽しませてもらいました。 元から好きな色なこともあって、身の回りのモノが緑色に染まりました。 ソロコン、特に最後の武道館は、あれ程まで僕らのことを想っていてくれて、「あ~杏果ちゃん推しでホントに良かった。」と思いながら観てました。 ソロコンはホントに楽しかった。
僕個人的には、ソロコンを通してあれだけ歌に情熱をかけていた杏果ちゃんが歌を捨てるとは思えません。 「歌以上のなにか」をこれから彼女が見つけたら それまでですが、きっと「歌」に戻ってくると思っています。 ソロ曲で、彼女自身の作詞である「心の旋律」では

「歌いたい、歌いたい、握ったマイクもう離さない。」

と歌っています。 彼女がこれをそんなに簡単に反故に出来るかなと。
まぁ、その戻ってくるのが10年先とかそういう単位なのかもしれません。 あと、以前ソロコンの参戦記でも書きましたが、杏果ちゃんの目指すライブはもっと小さな箱...500人程度のところでやるライブなんじゃないかなと思っています。 なので、もし戻って来てくれるのなら、そういうところで復活してくれると嬉しいですね。

今後ですが、僕自身は「ももクロ」が好きです。 なので、4人になっても ももクロを応援し、ライブに足を運びます。 その際に「緑」は纏いません。 僕には目の前に居ない人を推す様な、そんなことが出来る程にメンタルが強くありません。 そして基本的に「箱押しは甘え」だと思っているので、自動で変わった「箱推し」を手動変更して望みます。 推し変して、4人の新時代をこの目で見たいです。

先ずは2月のバレイベですね。 どうなるのか不安でもあり、楽しみでもあります。 そして、いつものメンツで楽しく呑みたいですね。