明治座での公演が公表された時、自分の勤め先が明治座から歩いて10分位のところだったので、
「これは、平日の全公演行ける~」
とか、勝手に思っていたんですが、抽選が始まってみると激しいチケット争奪戦になっていて、なんとか21日と23日の午後6時30分からの公演のチケットをGETすることが出来ました。
21日は、前から7列目という自分史上五本の指に入る位良い席。 同じ日に来ていた何時もの飲み友な人にエスカレータ前で待ち構えの迎撃をされて3階の売店を廻ります。 へぇ~こういう風になっているんですね。 会社帰りに明治座から出てくる人がお土産を手にしていることが多かったのは、ここで購入しているのか。
その何でも欲しくなってしまう楽しい縁日の様な売店を巡りファンクラのシールで夏菜子ちゃんを引いて、ちょっと残念モードになりつつ席へ。 お隣の方がデコノフな方だったので、先ほどのシールを渡すと彼からは しおりん のシールが。 期せずしてwin-winな物々交換になりました。 開演まで話していると、その方は今年の春一もこの前の ももマニ もチケットはあるのに仕事の都合で行けなくて、久しぶりの現場らしく参戦出来て嬉しさ一杯って感じでした。
開演、いきなり池の鯉役で姫様を眩しがったりとか観客も弄られつつ、D'の純情を思わすくノ一の網タイツに目を奪われつつ、物語は進んで行きます。 公演が始まった時にオリコンのニュースでゲネプロの様子が少し映像として流されていたんですが、正直、それを見た時には「ちょっと...大丈夫?」って感じだったんですが、流石に全公演の半分を過ぎたところではそういう不安さを感じさせず、またDYWDと同じ鈴木聡さん/本広克行さんの作/演出なので、随所に ももクロ ネタも入った楽しめる構成。 また、殺陣も思ったよりも本格的でちゃんと見せる殺陣でした。 そして、キャストが発表になった時から気になっていた松崎しげる さん、国広富之さんの共演。 「トミマツ」なのですが、ここもちゃんと押さえていて、約40年ぶりに、しかも「生」で
「おとこおんなのトミコ!」
を観ることも出来ました。 ももクロのイベントを観ているはずなのにこういうのが観られるのが面白いですね。 あと、新日の飯塚さんが出演するのも中々カオスな感じで、夏菜子ちゃんの術で止められた時には、21日はシェー、23日はコマネチのポーズをされていました。 ももクロちゃん達はここぞとばかりに攻撃していましたが、後でやっぱり囓られ、担ぎ上げれるというお約束な流れも笑えます。
あと、オラキオさん。 物語の進行をするような役でかつ、殺陣もあるという結構ハードな役回りを見事に演じていました。 こういう方面の仕事が増えるのかな。
笑えたり、チョッと泣けたりする1時間半の劇は十分楽しめる劇でした。
最後に明治座では恒例らしい池の鯉にエサをやると称して手ぬぐいを投げ入れるのですが、自分とお隣さんの間位に飛んできて、お隣さんが譲ってくれたので、頂くことが出来ました。 自分的にはこういう系ってホントに貰えないので、かなり嬉しい。こんな感じの手ぬぐい でした。 二部の銀テープもGET出来て上機嫌。
二部は「ニッポン笑顔百景」から始まり、たぶん4人になって初めての「夢の浮世に咲いてみな」、大人っぽい艶やかな「レディ・メイ」など、1時間にギュッと詰め込まれた構成で、一部に出演されていた方々の踊りも加わって、かなり賑やかで豪華に進んで行きます。 最後に「ロードショー」で〆。
その後は何時もの 飲み友と人形町で軽く飲んで解散、自宅に着いたのは次の日を普通に過ぎてました。
23日は嫁と行きました。 2階の下手側、花道は全く見えないところで、舞台側にモニタがあって、花道を使う場面でそれで観ることは可能でしたが、どうにも画質が悪くイマイチな感じ。
自分的には2回目でストーリーも把握出来ているので、居酒屋 黒亀屋での部分で結構なアドリブが入っていたりとかの違いが見えてきます。 また、21日から3公演後にも関わらず、殺陣の切れ?間の合い具合?が上がっている様に見えました。 嫁も約1年ぶりのももクロを楽しんでいた様です。
噂によると2年後に明治座で興行するつもりとか。 次はどんな感じなのかな。 こういう大衆娯楽系は「お決まりパターン」とか「お約束」が出来るとそれを続けるのも芸なので、そういうものが生まれてくると良いですね。