別に旅行という訳では無く、にょ~ぼ の実家帰りに付いていっただけです。 益田には数回しか来た事が無いので、益田周辺の観光とかはした事が無かったんですが、今回は土曜午後に時間が空いたのとレンタカーを借りていて比較的自由に行動出来たので、巡ってみました。
益田といえば雪舟なんだそうで、その雪舟の作った庭のある寺から巡る事に。 運転者の僕が土地勘が無いので、ナビ君の言われるがままに車を進め最初に医光寺に行きました。

雪舟作の庭はもう一つあるらしいので、そのお寺、萬福寺へ。

本堂とかも建立時の木材がそのまま使われているそうで、「燃えたら、作り直せません。」という説明があり見渡すと、確かに今では手に入らなそうな太い立派な木材が使われていました。
お寺巡りの後は、結構最近に出来たとかいうグラントワ(島根県芸術文化センター)へ。
先ずは石見美術館へ。 その時は企画展は準備中で、コレクション展のみの展示。
金昌烈 氏の「水滴」という展示は、なかなかに面白い絵で、近寄って見てしまうとなんだか良く判らない絵なのですが、程良く離れるとその絵がリアルな水滴として見えてきます。 また、出雲藍板締めも既に廃れて技法が判らなくなってしまったのを文献等から復元していく様をビデオで紹介していました。 こういうのを仕事とするのも良いですねぇ...
美術館を見終わって出ると、中庭ではなにやら作業をしていました。

夜は益田駅前に泊まりましたので、夕食後に散歩がてら夜のグラントワまで行ってみました。 道すがらは、地方は何処もそうですが夜になると人影が無く車も減り、午後8時前なのに東京なら午前3時過ぎの様な静けさです。

中庭に行くと、上記の用意の時は抜かれていて無かったんですが、通常時は中庭の中央が池の様になっています。 夜になるとその池の部分に水が満たされ、灯籠の灯がその水に映りなかなか綺麗な眺めでした。