船の科学館

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7月24日に船の科学館に行ってきました。

僕は確か小学生の時以来。 にょ~ぼ は初めて。 近くには時折行ってはいたんですが、何故か行く事の無かったところです。

ゆりかもめに揺られて、船の科学館駅へ。 お隣はフジテレビのイベントで沢山の人が訪れていましたが、こちらは... な状態。 まぁ、まったりしていてそれはそれで良いんですが。
科学館の入口を入って、先ずは野外展示物を見学。 無駄に格好いいヤマト-1のエンジン部とかを見て(船体は神戸港にあって、以前見てきました)、一番気になったのが、この船のプロペラ。

DSC05906.JPG鱗の様な模様が美しく、最初てっきりこの模様のの様に凸凹があるのかと思いきや、全くの平ら。 磨き上げの模様がそのまま出ている様です。 画像は4枚プロペラの1枚部分ですが、このプロペラは4枚一体の超巨大鋳造品でした。 圧巻。

さて、お馴染みの船の形をした本館の中へ... え... どちらに向かえば展示室の入口なんでしょう... なんか、初っぱなから判り難い...
キョロキョロしながら展示室入口を見つけて中へ。 入口から精巧な船の模型が多数展示されています。 見ていると、「船の模型を部屋に飾るのも良いかも... 」なんて思ってしまう位、出来が良い。
ただ、しょうがないところはあるんですが、各船の縮尺が一定していないので、世代を超えた船の大きさの違いが直感的に判り難いのが、残念に思いました。
ボランティアガイドも聞いて、展示を1階から順に見ていきます。 溶接のビデオとか何となく古いな... と思ったら、25年位前のでした。 ちょっと考古学になってしまっている感じ...

2階に上がると、「海の男ギャラリートーク」とかいうのをやるらしいので、それも聞きに行く事に。
ちょっとお客さんの入りが悪いにしてはそれなりな人数が集まってトーク開始。 助かった例、残念だった例などを交え、海での遭難は「冷静に」「諦めない」というが大切なんだと。 なるほど。

展望台に登って、何故か飛行機見物(羽田空港に降りる飛行機が目の前に来る)した後は、海上保安庁測量船「明洋」の一般公開があったのでそれを見学。 主要なところは全て見せてくれる太っ腹(!?)な一般公開でした。

猛烈な暑さにへばりながら、次に向かったのが青函連絡船「羊蹄丸」。
中に入ってみるとフロアー構成が当時のままなだけで、内装は思いっきり変更されて入ってしまうという「ここはどこ?」状態。 そこに居たボランティアガイドの人に伺うと乗船口から入ったフロアが普通クラスのスペース、その一階上がグリーン クラスのスペース。 一階下が貨物車を運んだスペース。 その貨物車スペースは昭和30年代の青森駅を再現したスペースになっていて(妙にリアル)、貨物車を納めたレールをそのまま使ってディーゼル機関車と客車がそのまま展示していました。
自分的には、現役時代の内装も見てみたかったので、これだけ変更されるとちょっと残念かも... 一部でも良いので、そういう展示があっても良いかと思うんですが。

そろそろ、活動エネルギー ゼロ状態になったので、初代 宗谷の見学は諦めてミュージアム ショップだけ見て、帰宅しました。