諏訪湖

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御神渡りが出来たらしい。

という事で、1月26日に行ってきました。 行きは最寄り駅三鷹に唯一止まる「特急あずさ7号」で行きました。 甲府までは「かいじ」 と変わらない感じでこまめに停車したかと思えば、甲府以降は「あずさ」であることを思い出したかの様に停車駅も少なくなってきます。

甲府を過ぎて小淵沢に近づくにつれて雲が低くなってきます。 嫌な天気だなぁ... と思う間もなく雪がちらついてきました。 そんな天気の中、上諏訪駅に到着。 歩いて湖畔に向かいます。

IMG_2236.JPGのサムネール画像今年は寒い日が続きますが、諏訪湖の凍結もここ数年では一番かと思われる程でした。 が、御神渡りは見えず。 webで調べると旧六斗川河口付近にあるらしいので、その辺りまで歩く事にします。

天気は、雪がちらついたかと思えば、日が差して太陽の暖かさが身にしみる事もあり、目まぐるしく変わります。 歩いている途中でレストランがあったので、昼食。 昼食を楽しんで、ふと外を見ると雪が真横に降っています。 げ... こんな中、歩きたくない...

暫く様子見していると日が差してきたので、意を決して外に出て歩きます... が、やっぱり、天候は不安定で次第に暗くなったかと思うと、吹雪状態へ。 着込んで寒さはしのげたんですけど、運の悪い事に目的地方向に対して向かい風でしかも強風。 直ぐに服からなにから真っ白状態に。

衣服についた雪を度々払いのけつつ歩いて、旧六斗川河口付近まで行ってはみたんですけど、視界は悪いし、やっぱり御神渡りは見えないし、天候が落ち着くまで待機する場所も無いしで、かなり最悪状態。 ついに心折れて、タイミング良く来た かりんバス で引き返す事にしました。 バスの中は暖かくて天国だ...

上諏訪駅に戻って、乗変して早めの帰途へ。 粉雪を巻き上げながら進む あずさ の車中で、雪は快適な空間で眺めるのが一番だと思いつつ、正月に読んでいた宮脇さんの「汽車旅12カ月」の続きを読みます。

~移動のための交通機関は「文明」でしかないが、手段を目的に置き換えることで「文化」になる~

で、なるほどと思い、

~新幹線は「文明」だが、遊園地の豆汽車は「文化」ということに~

で、クスッと笑っていると低く垂れ込んだ雲が高くなってきています。 甲府盆地に入る頃には、また青空が見えてきました。