散歩

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4月18日は、ぐずついた天気が続いた平日とはうって変わって晴れのお出かけ日和になりそうだったので、久しぶりに小金井公園でも行ってバトミントンでもするかぁと にょ~ぼ と話していました。

で、当日になって洗濯を干すために にょ~ぼ がベランダに出て一言。
「風がもの凄く強い」
これではバトミントンのシャトルが風で流されて遊ぶどころではありませんので、計画は中止なんですが、折角の良い天気に出かけないのは勿体ない。 ちょっと考えて、以前から行ってみたかった東京理科大 近代科学資料館に行ってみることにしました。

三鷹駅から中央・総武各駅停車に乗って飯田橋で下車。 近隣のラムラで昼食にします。 ここラムラは、ももクロ の巡礼地の一つでもあります。 Zが付く前に、ここの区境ホールでイベントをやっていました。 実際に行ってみると「ホール?」と思ってしまう程の小さなスペースでした。

昼食の後は近代科学資料館に向かいます。 資料館は、お堀端の道からちょっと登ったところにあります。 展示は計算機の歴史がそろばん以前から始まっています。 僕のオヤジが設計時に現役で使用していたタイガー計算機は実機で実際に計算出来る様に何台か置いてありました。 親父からは聞いていたモノですが、触るのは初めて。 なんか使い方に要領を得ないなぁと思っていると説明員(学生です)が、使い方を説明してくれました。 オヤジが常々、「ハンドルを回す速度が計算速度になる」というのが良く判りました。

機械的に動作する微分解析機とか、内部配線が美しいFACOM201、真空管を使ったUNIVAC120を眺めて、次の録音技術のコーナーは、かなり記憶にあるものが陳列されています。 入口付近にあるヒストリカルなパソコンのコーナーも、かなり記憶にあるモノ、大学時代に使っていたPCや、今でも自宅に保存している200LXとかが展示されていました。

次は、資料館の地下にある数学体験館を見学。 ここは数学を具体化して体験するコーナーになります。 実は資料館に行こうと思ったのは、この体験館で高校時代の友人が働いているというのも理由の一つだったんですが、その友人とは事前に連絡していなかったので、会えるか判らなかったんですが、忙しそうに準備をしているところを偶然見つけて会う事が出来ました。 ここには色々な装置が置いてありますが、説明員の説明でより理解が深まりますので、次は友人が時間を取れる日を聞いて来てみたいと思います。

体験館を出て、にょ~ぼ が「三原順さんの企画展が見たい」とのことなので、テクテク歩いて米沢嘉博記念図書館に向かいます。 そもそも米沢さんとは誰?と思っていたら、コミケの創設者の1人だったんですね。 にょ~ぼ 的に満足して、神保町に向かい、久しぶりに書泉グランデの鉄道の階に行ってみます。 相変わらず「濃い」ですね。 内田百閒さんの書籍で読んだことのないのがあったので、それと、何とも言えない良いデザインのブックカバーを購入。

だいぶ歩き疲れたので、裏道に入った辺りにある喫茶店で休憩。 ホントにベタな喫茶店でしたが、店内にプロ野球のTVと音が流れていて、そこで雰囲気が壊れていたのがちょっと勿体ない感じでした。

そのまま秋葉原方面に向かって歩いていきます。 目的地は万世橋駅跡です。 靖国通りを歩いていると、小川町駅の入口付近の歩道がこんな感じになっていました。

DSC_2791.JPG線路が分岐して地下鉄入口に入っています。 脱線防止ガードまで再現されていてなかなか凝っています。 この一角はこの様なタイル張りの歩道になっていました。

で、万世橋駅跡。 高架下は、おしゃれな雑貨を扱うスペースになっていました。 でも、目的はそこではありません。 ここです。

DSC_2796.JPG交通博物館があった時代は見る事が出来なかった万世橋駅跡、ホームへの階段を実際に歩く事が出来ます。 かなり感激。

ホーム跡上に上がると間近で中央快速線を走る電車が見られます。

DSC_2805.JPG丁度、東京発の かいじ が通り過ぎて行きました。
万世橋駅跡の後は、いつも賑やかな秋葉原の昭和通りを歩いて2K540に向かいます。 ここで買ったのは、前々から行くたびに気になっていた爪切り(にょ~ぼ も気になっていたらしい)と、これ。

DSC_2807.JPGブックカバーは上で書いた書泉グランデで買ったモノです。 で、栞の方がここの購入品。 歌うカエル+M+クローバ です。 Mは にょ~ぼ の名前イニシャルということになっています...

思いつきで出かけたわりには、充実した散歩になりました。