蔵王

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7月9,10日と行ってきました。

純粋な観光ではなく、今年の初めに叔母が亡くなり葬式は都合で行けなかったので、せめて納骨だけでも参列するために叔父の住む蔵王に行きました。

叔父の住む遠刈田温泉は、白石蔵王駅か仙台駅からバスで向かえますが、折角 蔵王まで行くので観光も少しはしたいと思い、白石蔵王からレンタカーを借りる事にしました。

当日は昼過ぎに白石蔵王駅に到着。 レンタカーの係員が1人しかいないために前の人の手続き待ちで30分程待ってレンタカーを借ります。 昼時だったので、白石市内で昼食。 温麺(うーめん)が名物だということなので、色々紹介されている温麺のお店から佐藤清治製麺に行って昼食。 自分は「ごまだれ温麺」、にょ~ぼは「けんちん温麺」を注文。 ごまだれは、冷たい温麺(なんか変だな)で、さっぱり系。 けんちんは暖かい温麺で、ショウガの効いたつゆでした。 温麺は素麺よりもちょっと太めで半分か1/3位の短い麺ですが、こっちの方が食べやすいかも。

昼食後は、御釜(おかま)に行くつもりだったんですけど、当日は雨がちで景色も良くなざそう。 でも、折角来たのだから... と御釜まで行く事にします。 遠刈田温泉を通り過ぎて、上に登るにつれてつづら折りの道になり、それを進むと雲の中に突っ込んで見通しが悪くなったりして蔵王ハイラインの入口付近まで来ると絶望的に視界が悪くなりますが、「まぁ、これも良い記念」と上まで上がることにします。 誰も居ないかと思いきや、思ったよりも多くの車が止まっていました。

着いた当初は横殴りの雨で外に出るのもはばかる位だったんですが、少し待つと雨が小降りになってきたので、外に出て展望台の方へ行ってみます。

DSC_0041.JPGまぁ、こんなもんです。 この時は後ろからの風で傘を肩にかけているだけで傘が固定出来たので撮影出来ましたが、この後に展望台まで戻る時は傘が壊れるかと思う位の強烈な向かい風でした。

来た道を戻って、途中の展望台にも寄りました。

DSC_0044.JPGこちらは山が風を遮っているようで、それ程悪くない天気。 まだ見渡せました。

ずっと下って、遠刈田温泉に到着。 日帰りの湯に浸かります。 結構熱い湯でした。 これ以降、車の運転をしなくて良いらしいので、風呂上がりのビール。 最高ですね。

夜は叔父の家で久しぶりに会う叔父、叔母と共に夕食。 叔父の家は初めての訪問でしたが、至る所に凝った作りがされており、感心するしかありませんでした。
叔父の家は川の直ぐ近くに建っており、「蛍が見られるよ」とのことで、良い時間帯になった時に部屋の電気を消して外を眺めます。 目が慣れて、蛍も慣れた(!?)ころには、飛び回る蛍に童心に返った叔母達の声が川に響きます。 天然物なので決して数は多くありませんが、その多くない蛍を愛でる間合いがあります。

翌日の10日午前に納骨。 この日は前日とはうって変わって晴天。 納骨は屋外なので雨降りはイヤでしたが、晴天は暑そう... 近隣のお寺まで車で向かい、納骨。 夏の日差しが厳しいですが風は東京よりも涼しく、まだ過ごしやすい日でした。

納骨の後に参列者で食事。 何事にも前向きでパワフル、そしてその話はめちゃくちゃ面白かった叔母ですが、集まった方々からの話を聞くと、その人柄が広く愛されていたことを改めて感じました。

日曜日なので、次の日から仕事ということで、早めに切り上げ、白石蔵王駅に向かいます。 行きは県道12号線を通ってきましたが、帰りは国道457号線を通るルートで帰ってみたんですけど、いわゆる「酷道」で、少し時間がかかりますが県道周りの方が良い様です。

白石蔵王駅で、伊達(販売限定ウィスキー)とかを買い込み、新幹線に乗り込んだ後のビールで酔いが回ったら、あっという間に東京でした。