3月19日に行ってきました。
リーリトナーを見に行った時に、何気なくホールの催し物パネルを見ていると目に止まったのが「鼓童」。 あ、見てみたいなぁ... という単純な動機でチケットを取ってみました。 チケットはS席とA席があり、A席の安さも購入した理由でもあります。 S席の2/3だもんね。 こういう敷居の低いところを設けるのが、自分の様な新規の人を増やすのには良いのかもしれません。
チケットを発券してみると、2階天空領域(!?)でしたが、これは想定内。
当日に席に着いてみると、確かに遠いですが、上から俯瞰出来る様な位置なので、個人的には全く不満のない席でした。 むしろ好みかも。
午後4時半に開演。 この体に来る音はやっぱりライブ/コンサートでないと体験出来ません。 良いですね。 複数台の太鼓を叩くシンクロさは、オーケストラのバイオリン等のシンクロさに似ていて、見ていても気持ち良い。 詳しくないのでどう書いたら良いのか判りませんが、舞台上に置いた太鼓を両足で挟んで座って叩くのがあるんですが、その上半身の姿勢が後ろに反った状態になります。 つまり、腹筋で上体を支えて、太鼓を打つ。 スゲーです。
また、和楽器だけではなくスチールドラム等も取り入れたり、民謡もあったり(以外とすんなり聞けてしまったところに歳を感じる... )と、振れ幅も大きく、飽きがきません。
しかし、こんなに体力使うのを2時間もやれるのかと思っていたら、ちゃんと20分休憩が入っていました。 構成的には、40分の第一幕、20分の休憩、1時間の第二幕となっていました。
二幕の最初は締太鼓7個の繊細な演奏。 席は少し下手側だったんですが、目を閉じていてもどの人が叩いているのかが判る位の凄いステレオ感。 そして、音響的なエフェクトがかかっている様にも聞こえる叩き方。 鳥肌モノです。
そしてラストは大太鼓。 15分にも及ぶ演奏。 スゲーです。 で、そのまま続いて次の演目に移っていきます。 大太鼓を叩いていた人は叩き続け。 スゲーです。
アンコール演奏が華やかに行われて終了。 ホントにあっという間の2時間でした。 かなり充実感高い。 こんなに面白いとは思いませんでした。
そういえば、観客も自分以上のお年寄りが多いものの、10代から20代と思われる人も多く来ていて、裾野の広さを感じました。
機会があったら、また行ってみたいですね。