10月17日に行ってきました。
Youtubeでの動画配信 HAPPYDAYS の舞台化。 帆華ちゃんと菜緒ちゃんの二人芝居というのも斬新ですが、公演場所が新宿ゴールデン街劇場というキャパ50人に満たない劇場で、ライブのキャパとかから見ると極小、当たりっこないなと思いつつ応募してみたら、1日だけ当たりました。
ゴールデン街の一角にある劇場の回りは当然飲み屋街で外国人ターゲットな店が多く、歩いている人も店で飲んでいる人も外国人だらけで不思議な空間でした。 開場したので劇場に入るとこれまで入った「箱」と比較にならない位の小さな劇場でした。
一応、Youtubeで配信されているHAPPYDAYSは再編集された1本物を見ましたが、自由人の帆華ちゃん演じる順子と束縛系の菜緒ちゃん演じる梢の二人の付合いから別れまでのドラマ。 主人公は梢で、梢の行動/心理状態がドラマ化している感じです。 自分的には両方とも面倒な人でお付き合いしたくない部類な方々ですが、まぁ、こういう世界もありそうだなって思いながら観てました。
舞台は、その配信のところより前、順子と梢の出会いから始まります。 副題にある通り、午前4時から5時10分まで、酔っ払って朝帰りな順子と梢との室内での二人のやりとりをリアルタイムで観るような構成になっていました。 そういうシチュエーションでの舞台なので、今回の様なこぢんまりとした劇場の方が合っているんですね。
この日は公演3度目ということもあるのか二人とも自然体で、こちらが余計な思慮をしなくても二人、順子と梢の世界を観ていられます。 配信通りな自由人と束縛系のすれ違いは最初は面白く、そして段々と核心に迫るような内容で進んで行きます。 会話の内容も「アイドル」とすると言っちゃ/やっちゃダメな感じの台詞/仕草もありましたが、まぁ、そういうのをぶち壊していく感じなんでしょうか。
素麺とかの配信からの伏線もあったり、配信を観なくても楽しめますが、観てからの方が二人の性格やそういう伏線に気づけたりします。
少し時間が押し気味で舞台は終わり、最後の挨拶で何時もの二人に戻ります。 ちょいとグダっとした二人のしゃべりは何時もの感じで、それまで別人だったのが突然、本人達が出て来た感もあります。 ギャグでお客さんが笑ってくれてホントに良かったとか言ってました。
舞台って、複数回観ると違いが見えてそこも面白いんですけど、今回の様な公演だとそういうのがかなり難しい(チケットが当たらない)のが残念ですね。