9月9日は、大町温泉から室堂に向かいます。
前日の夜は、千葉に大きな災害を起こした台風15号が接近したときでしたが、長野県中部のこちらは雨が激しく降り、次の日の朝の天気も微妙だったのですが、なんとか雨は降っていない感じの天気でした。
朝になって気が付いたのですが、立山アルペンルートには荷物の回送サービスがあります。 各拠点間を荷物配送してくれます。 大町温泉では午前8時30分までに荷物を預けると希望の場所まで送ってくれます。 20年前には無かったサービスですね。 これでキャリーバッグを持ち歩かなくて済むので、当然利用します。
身軽になって、午前8時過ぎのバスで扇沢に向かいます。 途中からの乗車なので満席だったらどうしようかなとか思っていましたが、9月の平日ということもあって、バスは半分も乗っていませんでした。
扇沢に到着。 ここから立山駅までの通し切符は予めWEBで購入していたので、窓口でチケットを受け取ります。 繁忙期でもないので、乗車待ちになることもなくスムーズに黒部行きのバスに乗り込みます。 以前は希少なトロリーバスでしたが、電気バスに変わっていました。 今年からみたいですね。 黒部ダム到着後、結構な段数の階段を上がってダム展望台に行きます。お~やっぱり凄い迫力ですね。 天気がたまに雨が降る感じではありましたが、なんとか雨の降っていない時間をぬって観光します。 20年前もこの位置からダムを眺めた様ですが(画像が残ってる)、全く記憶にありません。
雲の切れ間から日が差し込むこともあり、角度が良いとこんな感じで虹がかかります。 この後はダム上歩いて20年前と同じ写真を撮ったりしてました。
20年前前は
荷物回送サービスなんて無かったので、自分の荷物は自分で持っています。 手すりが変わってますね。 これ以降も20年前の画像が幾つか出て来ますが、全て等倍、デジカメで撮影したものです。 20年の進歩って凄いですね。
お次は、ケーブルカーで黒部平に向かいます。真っ白。 まぁ、黒部ダムからこちらの方を見上げた時に雲の中だったので、察しは付きましたが。 20年前もイマイチなてんきだったのですが、これ程ではなく、「次回は天気の良い時に」とか話していた様に記憶していますが、すっかりリベンジ失敗状態です。 なにもする事がないので、さっさとロープウェイで大観峰に向かいます。
驚きの白さ っていう感じです。 もう、笑うしかない。
ここからトロリーバスで室堂に抜けますが、立山を抜けた富山側になるので、天気が少しでも好転することに期待します。 バスを降りてホテルに荷物を預け、バスターミナル内のレストラン立山で食事。 外を見ると長野側よりは天気が良さそうです。 昼食を済ませてミクリガ池周辺を歩いてみることにします。決して良い天気ではありませんが、先ほどの真っ白よりはマシな天気。 20年前もこんな感じでしたが、その時は夜から大雨でした。 地獄谷を見下ろすエンマ台展望台に行きます。 地獄谷からの噴煙が風向きにより展望台の方にも流れてくることがあり、目に激痛と喉に傷みを感じますが、ここから観る山崎圏谷はかなり綺麗でした。 最大に雲が切れた時でこんな感じでした。
20年前はココは来てないなと思ってその時の画像を見ると今は立ち入り禁止になっている地獄谷に降りて歩いた様です。
20年前の記念撮影。 映っているのは自分です。 地獄谷まではかなり降りないといけないので、歩き疲れてここまでたどり着かなかったと思われます。
みくりが池で記念撮影したんですけど、20年前にも同じ場所で撮影していました。 気づいたのは撮影中だったので、似せて撮ってます。
アングルと画角が違うので微妙に同じ所感が無いですね。
良い運動をしてホテル立山にチェックイン。 併設のティーラウンジ りんどう でマッタリと休みます。部屋に戻ると日が落ちてきました。日が隠れてしまいましたが、雲に照らされる夕日も綺麗です。
夕食は20年前と同じく洋食にしました。 その当時の夕食は凄く美味しく感動した記憶があるのですが、20年も過ぎると色々なところで食べたりしたせいか、あの時程の感動はありませんでしたが、こんな高所でこれだけの食事はなかなか出来ないですね。
雲が多くてどうかなと思っていた夜の星空観察会は開催されたので、参加しました。 目が慣れてくると無数の星が見えてきます。 多すぎて星座が判り難い位。 説明員の方の説明を聞きながら望遠鏡で土星を観たり、裸眼で星空を眺めてました。 富山側の夜景も綺麗でした。3日目に続きます。