9月10日は、室堂から富山市内に向かいます。
前日に利用した荷物の回送サービスを利用するために、起床後はサッサと荷物を纏めてフロントに荷物を預けます。 そのまま朝食。 20年前は朝食も和食、洋食が選べて、洋食は夕食と同じ場所でとった様な記憶があるんですが、今回は、前日の昼食で利用したレストラン立山での朝食バイキングになっていました。
室堂から美女平までは立山高原バスを使います。 20年前はこの区間、雨で視界が悪い上に道路がつづら折りだったので嫁が車酔いしてしまったんですが、今回は普通に見晴らしが良く、嫁も車酔いにはなりませんでした。 前回は行けなかった弥陀ヶ原を歩いてみるために、途中下車します。
バスを途中下車する際に次に乗るバスの予約が必要な旨がバス車内で放送され、実際に下車すると係のの人が予約の案内をしています。 僕らは1時間後のバスを予約しました。
ということで1時間、弥陀ヶ原を歩きます。 弥陀ヶ原の散策コースは2種設定されていて、1時間の内回りコースと2時間の外回りコースがあります。 僕らは時間の都合で内回りコースを歩きました。
弥陀ヶ原の見所の1つに「餓鬼の田」がありますが、内回りコースでは、この「餓鬼の田」があまり見られません。 「餓鬼の田」を堪能するならコースに捕らわれず、外回りコースを弥陀ヶ原ホテル沿いの道から歩いて、時間の良いところで引き返した方が良いかもしれません。 僕らも少しだけ外回りの道を少しだけ歩きました。
上記の様に歩くと、こんな感じで見られます。 不思議な空間ですね。
散策を楽しんだ後は、バスに乗って美女平まで下ります。 美女平でバスを降りると ムワッとした空気がまとわりつきます。 ずっと標高の高い涼しいところを移動していたので、下界(!?)に降りると暑さと湿度が体に堪えます。
暑さと湿度に耐えながらケーブルカーを待ち、立山駅に降ります。 時間的にココで昼食を取るのが良かったので駅を出て、駅前にあった 青木商店 で昼食。 電車まで時間があったのでマッタリしていたのですが、ふと、お隣に「立山カルデラ砂防博物館」があったのを思い出し、行ってみることにしました。 余り期待していなかったんですが、富山が「砂防」といかに対応してきたかの展示が盛り沢山...なんですが、この展示は2階にあって、1階で時間を使いすぎたために少ししか見られませんでした。 専用軌道のディーゼル機関車もあったりして興味惹かれまくりなんですけど、時間切れ。
今回見送ってしまった称名滝にも行きたいのでまた訪れたいところです。
立山駅からは富山地方鉄道で電鉄富山に向かいます。 1時間10分程の乗車時間。 程良い揺れにウトウトしていると電鉄富山駅に到着です。 未だホテルのチェックイン時間にはなっていなかったので、富山市ガラス美術館に行ってみます。 美術館までは市内電車で行きました。美術館の建家の中です。 図書館が併設されていて、なかなかおしゃれな空間でした。 お名前だけは存じているラリックの特別展を含めて展示を廻っていきます。
美術館の後は近隣のアーケード街を歩きます...が、微妙にシャッター街ですね...
良い時間になったので市内電車で駅前に戻ってホテルにチェックイン。 少し休憩して夕食。 以前、ももクロの春の一大事の時に行った「歩寿司分家富山駅前店」に行きました。 前回と同じく美味しい刺身と寿司を頂きながら、大将と話します。 先ほど歩いたシャッター街の話をすると「あぁ、西町でしょ。昔からの繁華街だったんだよねぇ。」と話してくれました。
この後は嫁と離れて、駅前の店をぶらつき数店入って軽く飲み食いして終了です。
4日目に続きます。