7月4日に乗ってきました。
5月の連休の予定が無く、5月の連休中に予約を入れてました。 が、例の件で運行が中止になり、6月に振り替えて予約するも、これも中止。 もう一回7月に予約し直してようやく催行になりました。 最初にディナー予約していたので、今回もディナーで予約しました。
ディナー列車の始発駅である西武秩父駅の周辺は2月に行っているので、特に観光したいところは無かったんですが、嫁がその時に行った ちちぶ銘仙館にある「機織り体験をしてみたい」ということでしたので予約を入れました。 銘仙館は午後4時まで、電車は午後5時42分発でしたので、午後3時位に予約を入れ、それに間に合うように昼過ぎの特急ちちぶ で向かいます。
当日は梅雨時ですので雨予報でしたが、なんとか雨も降らずに西武秩父駅から歩いて銘仙館に着き、早速機織り体験へ。 ここでコースターを作ります。 緯糸(よこいと)は自分で好きな色を5色選べます。 ももクロカラーな赤/黄/桃/紫の他に黒ラメを選択。 経糸(たていと)に通す杼(ひ/シャトル)に5色を束にして巻きつけて準備完了です。上にあるのがシャトルに巻いた緯糸になる選択した糸です。緯糸を通して筬(おさ/リード)で糸を経糸へ詰めて足元にある踏木で経糸を組み替えます。 手順的には、右の踏木を踏んで緯糸を右から通し、左の踏木に踏み変えて緯糸を左から通すのを繰り返します。 隣から物凄い速さ(=音)で織っている音が聞こえますが、こっちは緯糸の張り具合が難しいのでそれに苦戦しつつ、ゆっくりと編んでいきます。 手順を体が覚えてくると、結構「無」になって織っていました。
所定の分織ったら、上の画像の下の方にある白の緯糸で編んで終了。 担当の方が外して緯糸がダラ~ンとした状態になるので、適当な間隔で結いていきます。(これしないと緯糸が解れてくる)
完成形がこちら。黒ラメは糸が細かったのでラメ感極小。 黄色の糸をもう一本選んで黄色味が強くても良かったかな。 嫁も思ったよりサブで選んだ色味が強く出てしまった様で、二人で「リベンジ案件だね」ということになっています。
機織りは40分程で終了。 銘仙館の展示は2月に見たばかりなので、前回行けなかった秩父まつり会館に行ってみました。 ここは、「52席の至福」の乗車日であれば無料で見学出来ます。 徒歩で現地に向かい着いたのが午後4時。 午後5時閉館で、たぶん、その日の最終な入場者でした。 秩父は夜まつりが有名ですが、四季に応じた様々な まつり があることを紹介するビデオ等を見学。 歩いて西武秩父駅に戻って隣接する土産物屋街で時間を潰します。
52席の至福の電車は3番線からの発車。 事前に体温等の確認があり、発車5分前位に車内に入れました。
座席に座るとコロナ対策ということで、通路側にシールド板があるのは良いとして、向かい合う席の間、テーブル中央にもシールド板がありました。 友人等なら必要からもしれませんが、ずっと一緒に暮らしている(ここ数ヶ月は二人共自宅勤務だったのでホントに一緒だった)二人だと、今更、ここでソーシャル ディスタンスを取られてもなぁ...という感じ。 板1枚でも声の通りが悪くなるので少し大きめの声で話さないといけなくなり、なんか矛盾するような感じにもなります。
まぁ、それは置いておいて、走りゆく景色を見つつ 日没の時間帯でしたので夕焼けも見ながら、料理を頂けるのはかなり満足度高いです。 料理はどれも埼玉県産の素材に拘ったものが出ます。いつも料理が出されたら直ぐに食べてしまい撮るのを忘れるんですが、今回は呪文のように頭の中で唱えてましたので、なんとか撮せ...でも1皿忘れました... まぁ、それでもテクの問題で美味しそうに見えないかもしれませんけど。
西武秩父から飯能までは緑豊かな山中を走っていきますが、それから先は ごく普通の街中を走っていきます。 窓の外は日常な風景。 こちらは非日常。 なんか不思議な時間が流れます。 所沢からは新宿線に入り西武ドームに行くのに使ったりするので外の日常感が高くなります。 途中駅で降ろしてもらえると早く帰れるのになぁと思いながら食後のウィスキーを飲めるのは、かなり至福でした。
午後8時に西武新宿駅に到着。 中央線沿線在住者にとっては新宿に帰って来られるのは嬉しい。 お土産に甘酒も頂いて十分満足出来るイベントでした。
機織りリベンジ案件があるので、今度は行きのブランチで行ってみたいですね。