自宅で音楽を聴くときは自分PCにMusicBeeとUPnPプラグインを入れてCRX-N560に送っているんですが、音楽を聴くがためにPCを起動し続けているという微妙な感じになっていました。
音楽ファイル自体はNASに入っているので、スマホでそれを直接読み込んでCRX-N560に送ればまだ良いかなと思ってBubbleUPnPを使ってみました。 特に難しいこともなく音楽が再生出来て目的は達したんですけどBubbleUPnPではアルバム単位とかでしか再生出来ず、MusicBeeで多用しているプレイリストが使えません。BubbleUPnPのプレイリストも現在再生するがためのプレイリストでMusicBeeのような使い方は出来ないみたいだし、プレイリストを別に作らないといけないのもイマイチ。
BubbleUPnPをよく見ると、自分PCのMusicBeeもサーバとして見えています。お、これが使える...と思ったんですけど、PCを起動し続けるのが微妙なのが出発点だったので、これも却下かなと思ったんですけど、サーバとして使っているPCはサーバなので起動しっぱなしにしています。そうか、これを使えば良いのか。
ということでサーバにMusicBeeを入れて、NASの音楽ファイルを読み込ませ、自分PCからMusicBeeのプレイリストをコピーして(当然、自分PCとサーバのフォルダ関係とかは同一にする必要があります)、無事同じ環境が出来ます。それをBubbleUPnPで見ると、普通に操作出来ます。素晴らしい。 が、どうも操作系がイマイチ使い難い。
もうちょっとなんかないかな...と探すとMusicBee Remoteというアプリがありました。PC側にもアプリを入れるとリモート操作出来るらしい。ということでサーバにそのアプリを入れ...られない。 MusicBee RemoteのアプリはMusicBeeと同じところにインストールする必要があるのですが、Microsoft store経由でインストールすると従来とは異なるインストールのため、インストールディレクトリが良く判んないことになっています。
Microsoft store経由のは捨てて、通常インストールで再度MusicBeeをインストール。 環境自体は同じなので、インストールし直しだけで普通に環境を引き継げましした。 で、Remoteのインストール。
スマホにもMusicBee Remoteのインストールをして起動...相手(サーバPC)が出てきません。おかしいなぁと思いつつ、もしやウィルスソフトが悪さしているのかと思い、一時的に無効にすると、見えました。 これだ。 ウィルスソフトで使用するポート3000を例外指定してみると普通に使えるようになりました。
このMusicBee Remoteはリモート動作アプリなので、操作系とかも違和感なし。それに大したことではありませんが、BubbleUPnPだとサーバPC(MusicBee)→スマホ(BubbleUPnP)→CRX-N560という経路で音楽データが流れていきますが、Remoteは遠隔操作なのでサーバPC(MusicBee)→CRX-N560ととても素直な経路になります。
とりあえずこれで自分PCを起動しなくても音楽が聞けるようになりました。
あ、MusicBeeのプレイリストが自分PCとサーバで別に存在することになるんですが、これはSyncthingで同期させることで解決としました。